52歳・年収550万円「せめて40歳から積立投資していたら、老後は安心できたかも」と語る会社員男性の現在の運用益は？

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

52歳・年収550万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は？

今回は神奈川県に住む52歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人のみ

金融資産

年収：550万円
金融資産：現預金100万円、リスク資産1900万円

リスク資産の内訳

・投資信託：200万円
・日本株：1700万円

積立投資実績

（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載）
・eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）／NISA：2022年から

2022年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額はeMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）に「月3万円」を積み立てているとのこと。

運用実績については「元本約72万円→運用益込約100万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です（※数字は2024年夏場以前のもの）。

「貯金していても全くお金が増えませんでしたが、オルカンはなだらかな右肩上がり。積立投資2年目が終わるころに20％を超えて、投資によるメリットを感じました」と説明されています。

52歳・年収550万円会社員男性の思う積立投資のメリットは？

積立投資を始めてよかった点として、「貯金をしていてもあまり良くないと気づいた。最近は節約も意識するようになりました」とコメント。

いっぽうで、「利回りが良く安定している日本株にも貯金を回しています。資産のほとんどを日本株にしてしまったので、今は現金がありません……」と投資と貯金のバランスについては悩ましく感じている様子です。

積立投資は「早めにスタートすることが大切」と感じているという投稿者。

最後に「私は50歳になってから（積立投資を）スタートしましたが、せめて40歳だったら、老後は安心できたかもと感じています」と語られていました。

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(文:あるじゃん 編集部)