SM専門ラブホテルは利用客の民度が高い? 「別に恥ずかしがったり面白がる様子もなく……」と回想する元スタッフ女性

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2024年11月14日 06:20  キャリコネニュース

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世の中にはいろんな仕事がある。知らない世界を垣間見られることも、アルバイトの醍醐味だろうか。東京都の60代女性は、

「SM専門ホテルのホテル内ショップの棚補充のバイトをしたことがある」

と投稿を寄せた。「やっていることはコンビニと同じ」というが、扱っていた商品は「オールSM」という点が大きな違いだった。(文:天音琴葉)

「縄の需要が多いと思った。消耗品なのか」

ラブホテルのなかにはSMルームが設置されている所もある。興味本位で覗いたことがある人はいるかもしれないが、SM専門のホテルには、ガチの愛好家でなければ行かないだろう。

「商品がオールSMで新鮮だった」という投稿者に対し、ショップに来る客たちはSM愛好家だから、

「買いに来る客も別に恥ずかしがったり面白がる様子もなく、ごく淡々と日用品をコンビニで買う感覚で、必要なものを買って部屋にINする感じだった」

と慣れた様子だった。SMグッズというと、ムチ、口枷や首輪、手足の拘束具、ろうそくなどが思い浮かぶが、そのショップで売れ筋の商品は素朴なものだった。

「縄の需要が多いと思った。消耗品なのか」

とこぼした投稿者。

ホテル全体については、「中世の城のようで異様な雰囲気」だったという。中世の残虐なイメージがSMの世界観と合うのだろう。

投稿者は「中の営みは普通のラブホよりもあっさりだった」とも書いている。客もスタッフも淡々としていた、ということなのだろう。また、

「部屋の価格帯も高い(一流ホテルなみ)ので客の民度も高いのかもしれないと思った」

とも書いていた。SM設備にお金がかかっているのだろう。1万円以内で休憩できるラブホテルもあるなかで、SM専門ホテルは数万円することも珍しくない。SMはリッチな趣味のようだ。

※キャリコネニュースでは「ラブホにまつわるエピソード」をテーマにエピソードを募集しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/6UPBVFCK

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