「AI画像にしか見えない」斎藤元彦前知事 出直し選の演説写真に“聴衆水増し疑惑”が浮上…事務所が語った「真相」

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2024年11月14日 18:30  web女性自身

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投開票日が11月17日に迫る兵庫県知事選。パワハラ問題で不信任決議を受け失職した斎藤元彦前知事(46)に、またしてもある“疑惑”が持ち上がっている。



問題視されているのは、斎藤氏の後援会のXアカウントが11月10日に投稿した内容。《三宮センター街前の演説では、見渡せないほど多くの方々にお越しいただきました》として、選挙カーの上に乗り演説する斎藤氏や集まった聴衆の姿を捉えた写真と動画を投稿したのだ。



しかし、写真に映った聴衆に違和感があるとの声が続出しているのだ。



「写真では、選挙カーの前から商店街の入り口まで所狭しと有権者が集まっています。しかしそのなかには、顔がぐにゃりと歪んでいる人が何人もいます。“聴衆の数が多すぎる”“写真全体の遠近感もおかしい”などと指摘する声もあり、写真はAIで生成したものなのではないか?という疑問が噴出しているのです」(政治部記者)



実際、後援会のアカウントには次のようなコメントが殺到している。



《AI画像としか見えないお写真なのですが、どうなんですか?》
《明かなフェイク画像だろ。》
《AI生成を使っているなら県民を欺く許されない行為です 県民の正常な判断のもと投票が行われるよう正直に答えてください》



再選を目指す斎藤氏にかかる”AI写真疑惑“。本誌が斎藤元彦選挙事務所の広報担当責任者に取材すると、次のように回答があった。



「ネットで複数指摘されているのは、11月10日のJR三宮駅前の三宮センター街を出たところに街宣車を停車させ、その上で演説した時の写真です。このとき、うちの選挙事務所スタッフが街宣車の上に立って演説する斎藤の横から、自身のiPhoneで聴衆を撮影しました。それをXにアップしました」



この広報担当責任者が実際に写真を撮影したスタッフに確認すると、当日のことをさらに詳細に説明してくれた。



「当日はたくさんの人が集まり、全部が写真に入るようにと目一杯の広角で撮影しました。しかし、あとで顔の部分を修正したりは一切していない。何も手を加えずにアップしたのが、あの手前の人の顔が歪んでいた写真です。写真を修正したり、ましてやAIを使って、人を増やしたりの加工は一切していません」



ではなぜ、画像に歪みが生じたのか。



「撮影に使ったiPhoneは3,4世代前の古いものなので、広角で撮影した際には写真の周辺部分の画像処理が追いつかなかったのかもしれません。特に、写真を撮るタイミングで画面の端の部分に映っている人が顔を動かしたりすると、はっきり映らないということがあるのかもしれません。実際、写真の真ん中の方は顔もはっきり映っています」(前出の撮影・投稿したスタッフ)



しかし加工やAIではないとなると、実際にこれだけの人々が斎藤氏の演説に集まっているということなのか。インターネット上ではこうした聴衆の数に対して“サクラではないか”という疑惑も上がっているが、実際に斎藤氏の演説を取材している記者は言う。



「実際に、斎藤氏の演説には日を追うごとに聴衆が増え続けています。9日のJR尼崎駅では3千人近く、13日の阪神御影駅前にも千人から2千人近くが集まりました。斎藤氏自身も聴衆の多さに驚き、演説を始めるのに躊躇する様子もありました」



前出の斎藤氏の広報担当者も、本誌の取材に対し“サクラ疑惑”をきっぱり否定している。



「組織がまったくない選挙で、ネットで募集したボランティアによる手作り選挙です。人手も組織もないのに、動員なんて不可能です。あくまでも、演説予定をXの公式サイトで告知する。ただそれだけをやっているだけです。



事前告知すると人が集まりすぎて危険なので、限られた場所でしか演説ができなくなってきました。でも斎藤本人はやはり直接人々と握手したり話したり、ふれあいを大切したいという意向があります。安全面を考えて、事前告知はせずに演説するようにしています」(前出・広報担当)



地元有権者の審判の結果はいかに。

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このニュースに関するつぶやき

  • 県政の遂行による県民に対する貢献度の高さは県民にとって最重要事項だが、他県民は無関心である。斎藤の前の知事が長期にわたって酷い県政を敷いたのを改革したのもある。
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