CBF(ブラジルサッカー連盟)は13日、11月のFIFAワールドカップ26南米予選に臨むブラジル代表の背番号を明かした。
今回、FWネイマール(アル・ヒラル/サウジアラビア)がハムストリングの肉離れにより、FWロドリゴ(レアル・マドリード/スペイン)が左足大腿直筋の損傷により離脱しており、両選手はともにブラジル代表のメンバーから外れている。
FIFAコンフェデレーションズカップ2013以降、“王国”の10番は基本的にネイマールが着用していた。同選手が不在だったおではMFルーカス・リマ(現:スポルチ・レシフェ)、コパ・アメリカ2019ではFWウィリアン(現:オリンピアコス/ギリシャ)の元へ渡り、その他の不在時にはMFルーカス・パケタ(ウェストハム/イングランド)、MFオスカル(上海海港/中国)、FWガブリエル・バルボーサ(フラメンゴ)らが背負ったこともある。ただし、ネイマールが昨年10月に左ひざ前十字じん帯および半月板断裂の大ケガに見舞われ、長期離脱を強いられると、以降はネイマールの“指名”もあり、10番はロドリゴに託されていた。
だが、今回はネイマール、そしてロドリゴも不在。注目が集まっていたなか、“王国”の10番はFWハフィーニャ(バルセロナ/スペイン)がつけることとなった。
今季、ハフィーニャは所属クラブのバルセロナで“攻撃の要”として躍動。左ウイングでスタートすると、中央に入ってチャンスを演出する場面も多く、ここまで行われた公式戦全17試合にスタメン出場して12ゴール10アシストを記録。8月にはラ・リーガの月間MVPにも輝いていた。
そんなハフィーニャはこれまで国際Aマッチ通算で29試合出場6ゴールを記録しているものの、“セレソン”の10番を託されるのは初のこと。ここまで5勝1分4敗の4位とスタートダッシュに失敗したブラジル代表を、ベネズエラ代表、ウルグアイ代表との2連戦で浮上へ導く活躍が期待される。
CBFが発表したブラジル代表の背番号一覧は下記の通り。
■ブラジル代表
▼GK
12 ベント(アル・ナスル/サウジアラビア)
23 エデルソン(マンチェスター・シティ/イングランド)
1 ウェヴェルトン(パルメイラス)
▼DF
2 ダニーロ(ユヴェントス/イタリア)
13 ヴァンデルソン(モナコ/フランス)
6 ギリェルミ・アラーナ(アトレチコ・ミネイロ)
16 アブネル・ヴィニシウス(リヨン/フランス)
3 レオ・オルティス(フラメンゴ)
14 ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル/イングランド)
4 マルキーニョス(パリ・サンジェルマン/フランス)
17 ムリージョ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド)
▼MF
18 アンドレ(ウルヴァーハンプトン/イングランド)
19 アンドレアス・ペレイラ(フルアム/イングランド)
5 ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル/イングランド)
15 ジェルソン(フラメンゴ)
8 ルーカス・パケタ(ウェストハム/イングランド)
10 ハフィーニャ(バルセロナ/スペイン)
▼FW
22 エステヴァン・ウィリアン(パルメイラス)
11 ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル/イングランド)
21 ルイス・エンヒキ(ボタフォゴ)
9 イゴール・ジェズス(ボタフォゴ)
20 サヴィーニョ(マンチェスター・シティ/イングランド)
7 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード/スペイン)