実力派俳優の清原果耶が主演を務める連続ドラマ『マイダイアリー』(テレビ朝日系、日曜午後10時15分)の第4話が11月17日に放送される。同作は平均世帯視聴率で2%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)が続いており、歴史的な惨敗となる可能性が高まってきた。
目次
・『マイダイアリー』の視聴率推移は?
・『マイダイアリー』吉川愛に同情の声
『マイダイアリー』視聴率推移、第3話は世帯2.3%
『マイダイアリー』は、朝日放送テレビと東映東京撮影所が制作する青春群像劇。清原演じる社会人1年目の主人公・優希が、各話で大学時代の思い出を振り返る内容で、優希の友人役を佐野勇斗、吉川愛、見上愛といった旬の俳優たちが演じる。
以下、『マイダイアリー』第3話のネタバレを含みます。
10日放送の第3話では、優希の部屋に仕事帰りのまひる(吉川)が訪れたことで、2年前の出来事を回顧していく。
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大学生当時、メンズアイドルグループ・F1RST SENSEの推し活に励んでいたまひるだが、最推しメンバーのRIM様(RIM)が突然グループの卒業を発表。卒業公演のチケットを購入したまひるだが、それがオンラインチケットだと知った優希と愛莉(見上)が、まひるの行動を不可解に思う……という展開が描かれた。
なお、同ドラマの平均視聴率は、初回が世帯3.4%、個人2.0%を記録。そして第2話は世帯2.3%、個人1.2%、第3話は世帯2.3%、個人1.3%と低調が続いている。
「日曜の午後10時台は“ドラマの激戦区”と言われており、今期は日本テレビ系で放送中の『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』や、WOWOWで放送中の『ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―』とも裏被りしています。さらに、TBS系午後9時台の『日曜劇場』枠で放送中の『海に眠るダイヤモンド』の初回が25分拡大放送だったほか、第2話も15分拡大に加え、プロ野球日本シリーズ中継の延長で30分繰り下げて放送されていました。これらと裏被りした『マイダイアリー』は、モロに影響を受けたのでしょう」(テレビ誌記者)
『マイダイアリー』吉川愛に同情の声が上がるワケ
もし、この調子が続くと、全話平均視聴率においてテレビ史に残る“低視聴率ドラマ”となってしまう可能性もある『マイダイアリー』。業界内では、まひる役の吉川に同情する声もあるようだ。
「吉川といえば、2017年に1年ぶりの芸能界復帰を果たして以降、テレビドラマに引っ張りだこ。しかし、22年7月期でヒロインを演じた『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)以降、『真夏のシンデレラ』(同)、『マルス-ゼロの革命-』(テレビ朝日系)、『街並み照らすヤツら』(日本テレビ系)、『降り積もれ孤独な死よ』(同)といった民放ドラマに出演するも、ことごとく低視聴率なんです。そのため、『なぜ彼女ばかり……』とヒット作不足を嘆くファンもいるようです」(同)
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また、『マイダイアリー』は民放公式動画配信サービス・TVerでも苦戦中。人気の指標の一つである「お気に入り数」は33.8万で、TVerで配信中の今期GP帯ドラマでは、『D&D〜医者と刑事の捜査線〜』(テレビ東京系、金曜午後9時)に次ぐワースト記録となっている。
視聴率のみならず、TVerでも振るっていない様子の『マイダイアリー』。今後の推移も見守っていきたい。