【フィギュア】三原舞依「かおちゃんもたっちゃんも頑張っていた」GP2戦目へ「私も」仲間から力

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2024年11月14日 23:56  日刊スポーツ

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公式練習に参加した三原舞依(撮影・竹本穂乃加)=2024年11月14日、フィンランド・ヘルシンキ

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランディア大会>◇14日◇フィンランド・ヘルシンキ◇女子公式練習



【ヘルシンキ=竹本穂乃加】今季GP2戦目を迎える三原舞依(25=シスメックス)がチームメートからの大きな力を胸に、リンクに立つ。第3戦フランス杯は7位。「フランスから帰ってしばらく落ち込んだんですけども、そのままじゃいけないと思って」。奮い立たせてくれたのは同門の奮闘だった。


第4戦NHK杯では男子で壷井達也が銅メダル、女子では坂本花織が今季最高得点で優勝を飾った。「かおちゃんもたっちゃんも日本人みんな頑張っていたので。私も試合で頑張りたいっていう思いがすごく強くなって」と何よりのカンフル剤になったという。


今大会までの期間では、フリー「Red Violin」に大幅な改編を決断した。「試合になって出しきるってなった時に、もうちょっと自分の中でここを息をふうって吐いてとか、ここを上見てっていうような場を作ることができなかった」とフランス杯で痛感した。思い切って振り付けしたデビット・ウイルソンさんに打ち明け、変更を快諾してもらった。


フィンランド大会は2年前に優勝を飾った大会。当時はエスポーで今回はヘルシンキ開催だが、「すごく泣きそうになった」と明かした。宿泊先は5位に入った17年の世界選手権と同宿だった。「いろんな思い出があって。ここまで長くスケートを続けられて幸せだなって思った」と胸が熱くなった。縁ある地で、仲間たち達に負けない滑りをみせる。

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