【フィギュア】吉田陽菜「出し切って表彰台乗りたい」自身２度目の日本勢独占は“反省なし”で

＜フィギュアスケート：グランプリ（GP）シリーズ第5戦フィンランド大会＞◇14日◇ヘルシンキ◇女子公式練習

GPシリーズ第2戦スケートカナダで銅メダルを獲得した女子の吉田陽菜（19＝木下アカデミー）が“反省なし”で自身2度目の表彰台独占を見据えた。

前週のNHK杯で坂本花織が金、千葉百音が銀、青木祐奈が銅メダルを獲得。坂本が金、松生理乃が銀、自身が銅だった10月のスケートカナダに続き、今季2度目の日本勢表彰台独占を果たし「日本の選手のみで独占できて、すごい戦いだなと思う」と興奮した。

一方で、うらやましさも感じた。自身はフリーでジャンプをミスし、反省がありながらの表彰台だった。

「みんな出し切って、表彰台ですごいうれしそうだった。しっかり出しきって表彰台に乗りたい」

今大会は、会心の演技を披露してのメダル獲得を目指す。

この日の公式練習を終え「今日の練習はどのジャンプも感覚が良くて、のびのびと練習できたかな」と感触は上々。翌日のショートプログラム（SP）に向け「準備はできているので、本当に試合が楽しみ」と待ちわびた。