■『RIZIN LANDMARK 10 in NAOYA』試合前インタビュー(15日・名古屋市内ホテル)
第6試合でイ・ジョンヒョンと対戦する伊藤裕樹が、挑発メッセージを何度も送ってきたジョンヒョンに対して「ナメ腐ったクソガキなんで、日本人の厳しさを教えてやりたい」と制裁を宣言した。
【写真】得意のパチンコポーズを見せた”パチンカス”伊藤裕樹 伊藤はRIZINの密着動画でも格闘技の練習よりもパチンコの練習をしているシーンが取り上げられるほど、すっかりパチンコのイメージが浸透してきた。対戦するジョンヒョンは、RIZIN公式SNSを通じて「パチンカス」と何度も伊藤を挑発している。
伊藤は「メッセージは全部見てますよ。RIZINに俺を負けさせようとする黒幕がいるんじゃないか」と苦笑しつつ、「動画が更新される事に日本語がうまくなってきて、愛くるしくなってきた」と新たな感情も芽生えてきた。
ファイターとしては「神龍誠とやったときはいいところ見れなかったけど、ROADの試合を見たらいい選手なんだなと思います」と高く評価しており、「若いフレッシュなストライカーなので、バチバチの撃ち合いになると思います」と打撃戦を予告した。
今大会では同じフライ級の試合が4試合も組まれている。伊藤は「その中で1番インパクトあって、やっぱ盛り上がる試合をするっていうのは自分の中で決めてます。ここで生き残って、来年にフライ級トーナメントがあるならその挑戦権を得たい」と他の試合に内容でも負けないと自信を込める。
ジョンヒョンが挑発する「パチンカス」という言葉については、「自分でも認めています」と納得の表情で、「ファンの人が呼ぶのもOK」と公認したが、「“パチンカスクソ野郎”までいったら悪口なので」と線引き。RIZIN密着映像では大負けし、その後も「あれの何倍以上も負けました」とパチンコでは連敗が続いている。
試合まで残り2日、これから最後の減量が待っているが、試合までにパチンコに行くのか聞かれると「皆さんのご想像にお任せします」と否定せず。最後の写真撮影でも「100万以上負けている」というパチスロ『からくりサーカス』のポーズを披露するなど、最後まで「パチンカス」を貫いた。