■『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』試合前インタビュー(15日・名古屋市内ホテル)
第11試合で元スーパーアトム級王者の浜崎朱加と対戦するシン・ユリが、2戦目となる試合に向けて、「尊敬するべき選手であり、むしろ学びたい存在」とリスペクトを示しながらも勝利を誓った。
【写真】RIZIN2戦目のインタビューに応えるシン・ユリ 今年3月にRIZINに初参戦したシン・ユリは、多くの韓国ファンが驚きと期待をもって応援してくれていることに触れ、「日本での活動を期待する応援メッセージが増えてありがたい」とコメント。今回の参戦で日本人ファンも増えたことを喜び、「今は日本人ファンの方が多いかもしれないです」と感謝の意を示した。
前回に対戦したRENAはストライカーだったが、今回対戦する浜崎はグラップラーの強豪選手。対策を聞かれると「これまでたくさんグラップラーと試合をしてきて、いつも私と試合する選手はグラップリングを用意しているので慣れています。そんなに難しい戦略ではないと思います」と自信を見せる。
一時は格闘技を引退しており、復帰戦となったRENAとの試合では3年間のブランクの影響を受けたが、今回は日々トレーニングを重ねてきた。「私は打撃が得意で、打撃戦で自分の強みを発揮し、前回同様に観客を沸かせたいし、勝利を収めるとしたら打撃で決めたい」と力強く語った。
経済的な理由で一度格闘技から離れた過去を持つが、RIZIN参戦後は「PRやCM出演などの仕事も少しずつ増えている」と収入も安定しつつあり、格闘技に専念できている。今回の試合で勝利し、7月の『超RIZIN.3』でRENAと戦ったケイト・ロータスとの対戦に意欲も見せた。
最後に、好きなK-POPグループを聞かれると「格闘技の練習が忙しくてそんなに詳しくないのですが、やっぱりNewJeansです」と笑顔で答えた。