脳出血から448日ぶりステージ復帰の井上あずみ「音楽は前向きになれる素晴らしもの」

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2024年11月16日 21:11  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

アニソン文化祭で448日ぶりのステージ復帰を果たした井上あずみ

ジブリ歌手井上あずみ(59)が16日、神奈川・洗足学園前田ホールで開催された「アニソン文化祭」で、448日ぶりのステージ復帰を果たした。


井上は昨年8月26日、デビュー40周年記念コンサートのリハーサル中に脳出血で倒れ緊急手術。現在も左半身にまひが残るが、ファンへの恩返しを胸に懸命のリハビリに励み、この日のステージに立った。


「まだ立って歌えない」という井上は、車いすに座ったまま「となりのトトロ」を歌唱。「40周年の幕が開かなかったのは残念ですが、来年は40年プラス1年の新しい私を見て欲しいです」とアピールした。


愛娘の今尾侑夕(20)は母の代表曲で映画「天空の城ラピュタ」エンディング曲の「君をのせて」を披露。最後は「音楽は前向きになれる素晴らしもの。私は歩けませんが、みなさんの声で歩けるように頑張ります」と話し、映画「となりのトトロ」挿入歌「さんぽ」を会場全員で歌った。


この日、井上の仲間の松本梨香(55)谷本貴義(49)ドリーミング、堀江美都子(67)が応援に駆けつけ、アニソンを披露した。


家族ぐるみでの付き合いがあるという松本は「人生には大変なことが起こるけど、こうしてまた一緒にステージをできるのがうれしい」と話した。また、手紙をしたため「何よりも、あずみの友だちであることが私の誇り。これからも一緒に歌っていこうね」と涙ながらに読み上げた。

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