明日18日は真冬並みの寒気が流れ込み 北海道は平地でも積雪の恐れ 関東北部も雪か

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2024年11月17日 07:08  日本気象協会

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日本気象協会

明日18日は真冬並みの寒気が流れ込み 北海道は平地でも積雪の恐れ 関東北部も雪か

明日18日(月)から明後日19日(火)にかけては、真冬並みの寒気が流れ込み、北海道では平地でも雪が積もるでしょう。関東北部や北陸でも雪の降る所がありそうです。路面の凍結などに注意が必要です。その後も時折り寒気が流れ込み、北海道や東北では雪の降る所がありそうです。



●1週目(18日〜24日)週明けは雪と寒さに注意


この先11月の終わりかけての天気のポイント2つ「雪」と「寒さ」です。明日18日(月)から明後日19日(火)は、真冬並みの寒気が流れ込み、北海道や東北を中心に雪が降るでしょう。また全国的に寒くなりそうです。では詳しく見ていきます。

明日18日(月)は、西高東低の冬型の気圧配置になり、日本の上空には真冬並みの寒気が流れ込むでしょう。北海道から東北の日本海側を中心に雪が降り、平地でも雪が積もる所がありそうです。積雪による交通機関の乱れにご注意ください。北陸や近畿から九州にかけての日本海側でも所々で雨が降り、関東北部や北陸でも雪の降る所があるでしょう。車での移動には冬用のタイヤやチェーンなどの準備をしっかりするようにしてください。関東南部から九州にかけての太平洋側は晴れる所が多くなりますが、一部には雨雲や雪雲が流れ込みそうです。明後日19日(火)になると冬型の気圧配置は徐々に緩みますが、午前を中心に北海道から東北の日本海側では雪が降りやすいでしょう。

20日(水)は、移動性の高気圧に覆われて晴れる所が多くなりそうです。ただ、関東では関東沖を進む低気圧の影響で雨が降るでしょう。

21日(木)は、晴れる所が多く、雨マークの付いている関東も日中は青空が広がりそうです。北陸は気圧の谷の影響でスッキリしない空模様となるでしょう。

22日(金)から24日(日)にかけては、再び強い寒気が流れ込み、北海道から東北の日本海側や北陸を中心に雪や雨となりそうです。

最高気温は平年並みか低い日が多くなるでしょう。明日18日(月)は、札幌1℃で、北海道では真冬日(一日を通して気温が0℃未満)の所もある予想です。東北から九州にかけても風が強まるため、気温の数字以上に寒く感じられるでしょう。また今日17日(日)の昼間との気温差も大きくなりそうです。風を通しにくい暖かい服装で出かけるようにしましょう。20日(水)は東京で9℃と10℃に届かない予想です。雨も降るため傘を持つ手が冷たくなりそうです。寒さで体調を崩さないようにご注意ください。


●2週目(25日〜30日)雨や雪の日が多い


25日(月)と26日(火)は、大陸から移動してくる高気圧に覆われるでしょう。北海道から関東にかけては広く晴れる見込みです。高気圧の中心が北日本を通過する、東海から九州では湿った空気が流れ込みやすく、所々で雨が降るでしょう。

27日(水)以降は、九州から関東にかけては太平洋側を中心に気圧の谷や湿った空気の影響を受けそうです。晴れる日が多くなりますが、29日(金)は雨の降る所が多くなるでしょう。北陸や東北、北海道は別の気圧の谷の影響や寒気が流れ込むため、雨や雪の日が多くなりそうです。

最高気温は平年並みか高い日が多くなる見込みです。11月も終わりを迎えますが、季節の進みはゆっくりでしょう。それでも朝晩を中心に冷えて暖房などを使用する機会も増えてきそうです。室内の空気の乾燥や火の取り扱いなどにご注意ください。


●路面の凍結 特に注意すべき所は


雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると凍結してしまいます。中でも路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く視界が悪いうえに、凍結しやすいのでかなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう十分スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったままブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も交差点やカーブを曲がり切ってからアクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。



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