俳優の桜田ひよりと矢本悠馬が、赤楚衛二が主演を務める日本テレビ系1月期土ドラ9『相続探偵』(2025年1月スタート、毎週土曜 後9:00)に出演することが19日、発表された。主人公・灰江七生(赤楚)とともに難解な相続ミステリーに挑む仲間を演じる。
【比較画像】そっくり!『相続探偵』原作の探偵トリオ 原作は、2021年から「イブニング」で連載された人気漫画『相続探偵』(講談社)。『SPEC』シリーズを手がけた脚本家・西荻弓絵氏による相続ミステリー漫画で、ドラマ脚本も西荻氏が自ら担当する。
ドラマは「相続」というテーマに特化した斬新なヒューマンミステリーとなる。難解な相続問題を風変わりな主人公が個性豊かな仲間たちと、コミカルに、痛快に、時に大真面目に解決していく。“大御所ミステリー作家が残した遺言書の謎”に挑んだり、“後妻業の女が仕掛けた巧妙な悪事”を暴いたり、毎話異なる難事件をテーマに、ユニークで予測不能なミステリーが展開される。
桜田が演じる三富令子(みとみ・れいこ/24)は、灰江の探偵事務所でアシスタントとして働いており、経理を担当するほか、依頼人や相続人に接近して潜入捜査を行うなど、灰江のサポート役を務めている。バイク乗りでもあり、優れた身体能力を持ち合わせている今作のヒロイン。京都の大学の医学部に在籍していたが、“ある事件”をきっかけに現在は休学中である。
桜田は「おふたり(赤楚、矢本)との掛け合いがとても面白く、作品にとって非常に重要な要素になっていると感じています。テンポ良く反応していく必要があるので、頭の回転を早めて臨みたいと思います」と意気込んだ。
矢本が演じる朝永秀樹(ともなが・ひでき/30)は、元警視庁科捜研のエース研究員という異色の経歴を持つ人物。現在は民間の鑑定会社に所属しながらも、探偵事務所に入り浸っている。声が極端に小さいが、自分が得意なことになると早口で、きれいな女性に目がないというユニークなキャラクター。
矢本は「原作のもっている精神性は受け継ぎつつ、自分なりの解釈でドラマ版の朝永を作り上げたいと思っています」と気合十分。「灰江とは異なるベクトルで“変人らしさ”みたいなものを表現できたらいいなとも思っています」と語った。
【コメント全文】
■赤楚衛二(灰江七生役)
――主人公・灰江七生という役の見どころと演じる上で心がけていることについて。
灰江七生は、元エリート弁護士でありながら、少しワケありの過去を持つ遺産相続専門の探偵です。彼は飄々(ひょうひょう)とした雰囲気ながらも、非常に頭が切れるキャラクターで、難解な相続問題を令子と朝永と共に鮮やかに解決していきます。灰江七生はある種の天才で、何手も先まで読んで誘導していく力があるので、そこを意識しながら演じております。あとは猫背ですね(笑)。
――ドラマ原作・脚本を読んだ時の気持ちについて。
台本を読んだ時、それぞれのキャラが立ち、ミステリー要素もあるのですっと読めましたし、イメージもしやすく、余白もあり、自分含め共演者の方がどんな芝居をするんだろうかとワクワクしました。また、灰江、令子、朝永の3人の個性的なキャラクターが互いに引き立て合い、独特の化学反応が生まれています。このようなキャラクター同士の掛け合いが新鮮で、とても魅力的に感じました。
――作品の見どころと視聴者へのメッセージ。
今作は、主人公たちが遺産相続のトラブルや謎を解き明かすミステリー作品です。主人公と個性豊かな仲間たちが相続にまつわるさまざまな問題や隠された謎に挑み、遺言書に込めた故人の思いを明らかにしていく展開が物語の見どころとなっています。遺産相続というのは誰もが人生の中で一度は経験するもの。それぞれの思いに注目しつつ、軽快な会話も楽しんでいただけたらと思います。
■桜田ひより(三富令子役)
――令子という役の見どころと演じる上で心がけていることについて。
私が演じる令子ちゃんは、“ある事件”がきっかけで医学部を休学中の学生です。灰江さんのアシスタントとしてさまざまな事件に関わり、まっすぐで喜怒哀楽がはっきりしている一方、冷静な一面も持ち合わせています。また、文武両道でファッションにもセンスがあるいろんな一面を持った女の子です。まだ見せたことない自分の一面を皆さんにお見せできるのではないかと思います。ファッションが好きな所は自分と似ているなと思いました。令子ちゃんが2人のキャラクターとどう関わっていくのかによって、この作品の流れが大きく変わってくると思いますし、おふたり(赤楚、矢本)との掛け合いが作品にとって非常に重要な要素になっていると感じています。テンポよく反応していく必要があるので、頭の回転を速めて臨みたいと思います。
――ドラマ原作・脚本を読んだ時の気持ちについて。
原作でも個性あふれる登場人物が出てきていたので、ドラマではどんな感じになるのだろうとワクワクしながら読んでいました。灰江さんのコミカルで飄々としたキャラクターに、令子ちゃんと朝永さんが絶妙なスパイスを加えており、3人のコミカルなシーンに全力で挑みたいと思います。
――作品の見どころと視聴者へのメッセージ。
まだ撮影が始まって数日ですが、魅力的なキャストの皆さん、すばらしいスタッフの方々とすてきな作品を作っています。2025年1月、クスッと笑えてグッと引き込まれる本当にすてきなドラマが始まります。楽しみに待っていてください。
■矢本悠馬(朝永秀樹役)
――朝永という役の見どころと演じる上で心がけていることについて。
僕が演じる朝永は、元科捜研のエースであり、探偵事務所の同僚・灰江を支える重要な仲間です。ほかの作品では見当たらない新鮮なキャラクターなので演じていて楽しいですし、役者として試されているというか修行になりますね。特に、小声で早口という設定なので、どうしてもニュアンスが消えてしまいがちなのでそこは気をつけています。原作のもっている精神性は受け継ぎつつ、自分なりの解釈でドラマ版の朝永を作り上げたいと思っています。そして、灰江とは異なるベクトルで“変人らしさ”みたいなものを表現できたらいいなとも思っています。
――ドラマ原作・脚本を読んだ時の気持ちについて。
遺産相続に特化したミステリーという新しい視点で先の展開が読めないワクワク感や、思わずホロッと涙するストーリーに自分も読者としてファンになりました。遺産をのこす方がご存命の間と、亡くなった後で周囲の人間関係がどんどん変化していく。その過程が描かれているのもこの作品の面白さだと感じました。その中で、「誰の手に遺産が渡れば最も幸せなのか?」といったテーマも非常に興味深いポイントだと思います。
また、特に印象的なのは、3人の個性的で強烈なキャラクターです。このトリオの間で生まれる化学反応が、物語の大きな見どころになっていくんじゃないですかね。そして原作では描かれていない続編部分もやるので、どんな話になるのか楽しみです。
――作品の見どころと視聴者へのメッセージ。
赤楚衛二くん演じる灰江と桜田ひよりさん演じる令子、そして僕演じる朝永の個性強めな3人が毎回、展開の読めないミステリーに立ち向かいます!3人の絶妙な関係性や、知っておいて損のない相続豆知識も見どころです!ぜひとも、よろしくお願いいたします!!