【写真】望海風斗、インタビュー撮り下ろしショット
宝塚歌劇団雪組のトップスターとして活躍し、歌・演技・ダンス三拍子揃った実力と類まれなる表現力で稀代の人気と存在感を誇るミュージカルスター望海風斗が、初めてストレートプレイに挑戦する本作。演出に森新太郎を迎え、20 世紀最高のオペラ歌手マリア・カラス役に挑む。
世界中のオペラファンを虜にした、20世紀最大の歌姫マリア・カラス。引退後のカラスは、ニューヨークの名門音楽学校のジュリアード音楽院で、若きオペラ歌手たちにマスタークラス(公開授業)を行う。授業では、ユーモアを交えつつ、的確だが辛辣な言葉で、芸術に向き合う術を惜しみなく伝えてゆく。生徒の歌声を聴くカラスには、過去の輝かしい舞台や想い出がよみがえってくる。愛を求め、挫折を乗り越え、芸術に人生を捧げたカラスの秘めていた過去が、解き明かされてゆく。
マリア・カラスに挑戦する望海は、「20世紀最高のソプラノ歌手と呼ばれたマリア・カラスを演じること、そして初めてのストレートプレイの舞台、私にとって大きな挑戦となります。オペラやイタリア語のレッスンに取り組みながら、少しでもマリア・カラスに近づこうと必死の日々です。演出の森新太郎さんからも、すでに作品への好奇心を強く感じ、ご一緒できることにワクワクしています」と心境を明かす。さらに「私自身、歌の表現を追及することは人生そのもの。楽しくもあり苦しくもあります。森さんをはじめ、カンパニーの皆様と深く台本を読み解き、カラスが『マスタークラス』で伝えたい本当の言葉たちを、現代の観客の皆様にしっかりとお届けしたいと思います」と意気込みを語った。
あわせて発表された共演キャストには、池松日佳瑠、林真悠美、有本康人、石井雅登、谷本喜基ら実力派が集結し、スペシャリストぞろいの本作でどんな化学反応を見せてくれるのか期待が高まる。
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