新型フォルクスワーゲン・ティグアン発売。7年ぶり全面刷新、2Lディーゼルと1.5Lハイブリッドを展開

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2024年11月20日 17:20  AUTOSPORT web

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写真はTDI Rライン。ボンネットの高さを上げることでより迫力あるフロントフェイスを演出
 フォルクスワーゲンジャパンは11月19日(火)より、3代目となる新型ティグアンの販売を開始した。同社は2024年7月に『ゴルフ』をはじめとした5つのモデルを同時発表しているが、今回発売されたティグアンもそのなかの1台として、すでにお披露目されていたモデルだ。

 日本では2008年に登場したティグアン。初代モデルはデイリーユースからアウトドアもこなせるSUVとして人気を博し、2016年に生まれ変わった2代目でもその人気は陰ることなく、フォルクスワーゲンのベストセラーモデルに。全世界で約760万台を発売するほどの人気を誇るSUVだが、このほど日本上陸を果たした3代目は7年ぶりにフルモデルチェンジを受けての登場となった。

 新型では、よりSUVらしさを強調するためにボンネットの位置を従来モデルより高くすることで力強い印象を与える。また、cd値(前面投影面積)は0.33から0.28に減少しており、見た目だけではなく空力性能の向上も図られた。

 シャシーはプラットフォームに『MQB Evo』と呼ばれる、従来の『MQB』プラットフォームを改良したものを採用。さらに、走行モードをドライバーの気分で自由に決められる『DCC Pro』が搭載されており、普段乗りのシーンで快適に走るコンフォートモードから、操縦時の俊敏性を高めてスポーティな乗り味も楽しめるスポーツモードなど、幅広いモードから選ぶことができる。

 パワートレインは、1.5リッター直列4気筒ガソリンターボに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせる『eTSI』(150PS/400Nm)と、2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボの『TDI』(193PS/400Nm)の2種類をラインアップ。駆動形式はガソリン車では前輪駆動のみ、ディーゼル車では4WDの“4MOTION”のみの構成となる。

 eTSIとTDIにはそれぞれ、アクティブ、エレガンス、Rラインという3つのグレードが用意される。アクティブは同一車線内全車速運転支援システム”Travel Assist”などの最新運転支援システムを標準装備したエントリーグレード。エレガンスはこれに加え、LEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT HD”や運転席と助手席にシートリラクゼーション機能を標準装備したモデルだ。そして最上級のRラインでは専用エクステリアのほか、専用シートやスポーティな20インチアルミホイールが奢られる。

 エンジン別に各3つ、計6グレード展開となるフォルクスワーゲン・ティグアンの価格は、eTSIが487万1000〜588万9000円。TDIは561万9000〜653万2000円(すべて税込)となる。グレード別の価格は下記一覧のとおり。

 流行りのSUVは欲しいが、そのなかでも異国情緒溢れる欧州メーカーのモデルに乗りたい人や、一方で走りや乗り心地もこだわった一台が欲しい人には、うってつけの選択肢となるのではないだろうか。

フォルクスワーゲン ティグアン公式サイト:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/tiguan.html

パワートレイン駆動方式変速機グレード価格1.5L eTSI直列4気筒ターボ48VマイルドハイブリッドFWD7速DSGeTSI アクティブ487万1000円eTSI エレガンス547万円eTSI Rライン588万9000円2.0L TDI直列4気筒ディーゼルターボ4WDTDI 4MOTION アクティブ561万9000円TDI 4MOTION エレガンス621万8000円TDI 4MOTION Rライン653万2000円

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