シンガポールのマリーナ・ベイサンズで開催されている「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」に俳優のアンソニー・マッキーが登場。2025年公開予定の『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』について語った。
11月20日・21日の2日間開催されている「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」は、2025年から2026年のディズニー劇場公開作品とディズニープラス配信作品の最新情報が発表されるコンテンツイベントだ。アジア圏での開催は3度目となる。
初日はディズニーの各スタジオが最新情報を発表するコンテンツ・ショーケースが行われ、マーベルの発表では『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』で“新”キャプテン・アメリカを演じるアンソニー・マッキーがゲストで登場した。
2025年公開予定の『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、“初代”キャプテン・アメリカであるスティーブ・ロジャースから盾を引き継いだファルコンことサム・ウィルソンを主役とする初の劇場作品。
アンソニー・マッキーは、サム・ウィルソンがマーベル作品のなかでもそのような象徴的なキャラに変化していったことに対して、「とてもワクワクしています。マーベルの世界に入って10年ほどになり作品にも10作品以上出演していますが、サム・ウィルソンがキャプテン・アメリカとして成長していくのは非常にユニークなことだと言えると思います。このような経験をしているキャラクターは唯一無二だと思います」とコメント。
マーベルドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」から劇場映画の撮影を経験し、「ここにどれだけ俳優がいるかわからないけど、テレビと映画の撮影は大きく異なるんです」と話す。
「映画は素晴らしいクラフトサービスがあり、人もたくさんいて楽しい時間を過ごせますが、ドラマはコンスタントに続くので、映画の撮影には4か月、ドラマシリーズの撮影には6〜7か月かかります。なので、もっと過酷で、ずっと多くの労力を費やす仕事になります。だから、映画にも戻ってこれて嬉しいです(笑)」と語った。
マーベル作品の中でもキャプテンアメリカシリーズはその出自から硬派で骨太な作品のイメージが強いが、最新作もその流れを汲みつつ「観客を物語に引き込める作品」になっているという。
アンソニー・マッキーは本作で「僕が活躍しているところに注目してほしい!」と強調。“新”キャプテン・アメリカのスーツはワカンダで作られたもので、ファルコンの魅力も継承する大きな翼がついているのもポイントだ。
本作では名優ハリソン・フォードがMCU入りするほか、先日公開された映像では赤いハルクが登場し大きな話題となった。アンソニー・マッキーはマーベルのキャラクターではハルクが一番好きだそうで「なんで裸なのにパンツだけ履いているんだろうと思うけど(笑)」と会場を笑わせた。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日(金)日米同時公開予定。
(marinda)