ラリージャパン2024開幕直前! 豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記

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2024年11月20日 20:10  AUTOSPORT web

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ラリージャパン2024の拠点が設置される豊田スタジアム
 いよいよ11月21日(木)から競技が始まるWRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2024』。すでに設営やレッキが行われ、サービスパークが置かれる豊田スタジアム周辺はすでにラリーモード。20日(水)に現地入りした編集部員が今年も開幕前日の雰囲気を写真日記としてお届けします。

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やってきましたラリージャパン2024。高速道路が渋滞しておらず、比較的スムーズに現地入りした編集部員はラリーの拠点となる豊田スタジアムに到着です。今年も豊田大橋に設置されたフラッグが気分を高めてくれますが、到着したときのお天気は生憎の雨でした。



こちらはその豊田大橋からスタジアムを撮影した1枚。横の土手に施された『WELCOME』の文字で観客や関係者たちをお迎えしてくれます。



メディア用駐車場から8分ほど歩いて豊田スタジアムのメインゲートに到着です。現地着は11時くらいでしたが、まだまだ設営準備中といった雰囲気。



こちらは公式グッズショップの一覧。なかなか数が多くて迷ってしまいますな。個人的にブルーインパルスとのコラボグッズは欲しいところ。



豊田スタジアムの屋内に入ってメディアセンターに行くと、昨年まではなかった暖簾が掲げれていました。こういった“おもてなし”は嬉しいですね。



メディアセンターで無事にパスを貰った後は豊田スタジアム内の散策。こちらはスーパーSSが行われる特設コースですが、今年はジャンピングスポットの角度変更やドーナツターン用の場所が設けられ、少し雰囲気が異なります。



ラリー1チームのサービスパークに向かう途中には、こちらも日本らしくのぼりが設置されていました。



その横には展示用と思われる2台のトヨタGRヤリスが置かれていました。ただノーマルとは異なる“オジエエディション”と“ロバンペラエディション”ということで、通行人も足を止めて観察している方が多かったですね。



こちらがラリー1に参戦する3チームのサービスパーク。こちらもまだ設営中といった様子。



サービスパーク自体が設営中でも、明日の競技開始に向けて3チームともマシンの整備は順調に進行中です。



ヒョンデi20 Nラリー1のメンテナンスの様子。マシンの下で作業を行っているメカニックさん、今見返すともすごい姿勢ですね。



こちらは夜間走行で欠かせないライト類の点灯チェックを行っています。『おっ、ライトを付けてくれるのか』と思ったので間近で待機していたら、無事に目をやられました。小さくてもかなりの光量です。



ちなみにボンネット先端に取り付けられるライトポッドですが、写真のカプラーを取り付ければライトと連動していました。



設営中ということでメカニックさんも忙しそう。こちらのヒョンデのクルーさんはフォークリフトでタイヤを運んできたりしていました。その“バックの手捌き”はなかなか見事なものでした。



本日までドライバーなどがコースの下見を行う“レッキ”が行われていました。3チームともそれぞれ市販車をレッキに使用するのですが、ヒョンデの車両はBMWが使用されています。



そしてこちらがTOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR WRT)のサービスパーク。かなり巨大な“GR”ロゴが目立ちます。



TGR WRTもマシンは3車とも明日の本番に向けて、高馬に載せられて整備が行われています。



そんなTGR WRTサービスパークの前にいたら、レッキから選手たちが戻ってきました。先頭車両から降りてきたのは、昨年のラリージャパン勝者であるエルフィン・エバンス選手。



こちらは8度のWRCチャンピオンを獲得しているセバスチャン・オジエ選手です。



我らが勝田貴元選手はレッキから戻ると、さっそく自車のトヨタGRヤリス・ラリー1のコックピットに座りチェックをしていました。



トヨタとヒョンデと比べるとMスポーツ・フォードWRTのサービスパークは少しこじんまりとした印象。



Mスポーツ・フォードWRTのサービスパーク裏にまわるとフォード・プーマ・ラリー1のバンパー類が置かれていました。汚れが付く前の綺麗な状態のバンパーは競技開始前にしかみることができません。



3チームのなかでいちばん工具類の整理整頓が行われていたのはMスポーツ・フォードWRTだった印象です。こちらの工具ボックスもサーキットだと台車が取り付けられた大きめのものが主流かと思われますが、ラリーでは持ち運びがしやすい小さめのケースが主流ですね。



ラリー2や全日本チームのサービスが置かれるのは、豊田スタジアム西イベント広場の下。その場所にコースの安全を確認する“ゼロカー”が置かれていたのでパシャリ。今年はなかなか目を引くカラーリングのゼロカーですね。



こちらはトヨタGRヤリス・ラリー2で参戦する、おなじみヘイキ・コバライネン選手。



そしてこのお方は1994年にフランス人で初のWRC王者となったディディエ・オリオール選手。ラリージャパンにはFIT EASY RACINGからナショナル部門JR1クラスにエントリーしています。



ふとジェット音が聞こえたので空を見上げると、ブルーインパルスが明日航空ショーに向けて事前フライトを行っていました。ただ、まだフライパスしたのみなので、演目は明日の本番におあずけ。



一通り豊田スタジアムのなかを見回したので、改めてゲートに向かうと多くのファンがゲートの外で記念撮影などを行っていました。



名鉄豊田市駅から豊田スタジアムの道には今年もラリージャパンデザインの専用マンホール蓋が設置されているというので、豊田市駅方面に歩いてみました。上の写真はほんの一部で、多くの種類のラリージャパンマンホール蓋が設置されているので、ぜひ探してみて下さい。



豊田スタジアムに戻ろうと歩いていたら、対岸の白浜公園にもラリージャパンのモニュメントが置かれているのを発見。ちなみにブルーインパルスの航空ショーはスタジアムの観戦券を持っていない人でも、この場所から無料でみることができます。お近くの人はぜひ。



そんなこんなで豊田スタジアムに戻ってくると、イベント広場の設営もだいぶ進んでいたました。こちらはトヨタGRヤリス・ラリー1と、2018年モデルのヒュンダイi20クーペWRCです。



イベント広場にはラリージャパン2024に向けて新チャンネルを開設したABEMAの特設スタジオも用意されています。期間中には女優の山本舞香さんが公開生中継に出演する予定だというので、こちらもぜひチェックをお忘れなく。



『今度こそメディアセンターに戻るんだ』と思いながら歩いていましたが、公式グッズショップで関係者向けの先行販売が行われていたので、イベントグッズに目がない編集部員は秒でブースに吸い込まれてしまいました。ですがブルーインパルスのコラボグッズは明日からの販売ということで、ステッカー類の公式グッズを購入です。



ちなみに公式グッズショップでは2023年のデザインマンホール蓋が販売中です。お値段は3万5000円ですが、昨年の2022年版はなかなか売れていた記憶があります。



日が暮れた17時からは豊田市駅に向かう公道を一部封鎖しての前夜祭『ENJOY! Rally Fan Meeting』も開催されました。勝田選手もファンとの交流を笑顔で楽しんでいましたね。



そんなこんなでふたたび豊田スタジアムに戻ると、もうすっかり真っ暗。メインゲート前のライトアップされたモニュメントが良い雰囲気を出していました。

いよいよ明日は9時から鞍ケ池公園でシェイクダウンが行われ、その後豊田スタジアムでのオープニングセレモニーを経て、19時05分からのスーパーSSで2024年のラリージャパンが幕を開けます。今年はどんな大会になるのでしょうか。週末が楽しみですね。では、また明日!

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