11月21日、スズキは軽量スポーツアドベンチャーツアラー『V-STROM 250SX(Vストローム250SX)』のカラーラインアップを変更し、11月28日から販売を開始すると発表した。
『Vストローム250SX』は、ツーリングでの快適性や未舗装路での走破性、日常での扱いやすさを兼ね備えた軽二輪スポーツアドベンチャーツアラー。2022年にインド市場で初登場し翌2023年に日本国内へ導入されるという、同じ油冷SEPエンジンを搭載する『スズキ・ジクサー250』と似た経緯を持つ。
19インチのフロントホイールと専用設計のセミブロック調パターンのタイヤが採用されているVストローム250SXは、フロントに17インチホイールを履く『Vストローム250』と比較して、悪路走破性がさらに高められたモデルとなっている。
心臓部には249cc油冷単気筒SOHCエンジンを搭載し、軽量かつコンパクトでありながら、低速からの力強い加速性能を実現。最高出力は19kW(26PS)/9300rpm、最大トルクは22Nm(2.2kgm)/7300rpmを発揮する。
また、快適性を高めるためウインドスクリーンやナックルガード、リヤキャリア、スマートフォンなどの充電に便利なUSBソケットなどを標準で装備している。
そんなVストローム250SXの最新モデルでは、カラーラインアップが一部変更された。
2025年型も従来から3色展開であることは変わらず。うち2色、チャンピオンイエローNo.2とグラススパークルブラックが継続された一方、パールブレイズオレンジに代わり新色のソノマレッドメタリックが設定されている。
このソノマレッドメタリックは、暗めの赤に白のグラフィックがあしらわれ、強いインパクトがありながら落ち着いた雰囲気のあるカラーリングとなっている。
カラーリング変更とあわせて価格改定も行われた『スズキ・Vストローム250SX』の価格は59万1800円(税込)。発売日は2024年11月28日だ。