11月21日(木)、愛知・岐阜県を舞台に開催されている2024年WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2024』の最初のスペシャルステージが行われ、Mスポーツ・フォードWRTのアドリアン・フルモー(フォード・プーマ・ラリー1)が全体トップタイムをマークした。
走行直後の公式インタビューにて、各ドライバーが豊田スタジアム特設ステージでのスーパーSSを振り返った。
■Mスポーツ・フォードWRT
●アドリアン・フルモー(#16 フォード・プーマ・ラリー1)/デイ1総合首位
「(ストリップライトやドリフトが)『ワイルド・スピード』の世界に飛び込んだ感じがしたよ」
「オジエよりも前に(フィニッシュ)ラインを越えたのは見えた。明日からのラリーで何が起こるか見てみよう」
●グレゴワール・ミュンスター(#13 フォード・プーマ・ラリー1)/デイ1総合7番手
「こんなにたくさんのファンが来てくれてうれしい。他の誰かと戦えるステージがあるのも楽しいよ」
「2023年は調子が悪かった思い出があるけれど、今回はうまくいった感じだ」
■ヒョンデ・シェル・モービスWRT
●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイ1総合6番手
「僕たちは、ひとつひとつのステージを確実にこなしていく。チームとして今週の目標は明確だ。全員がやる気に満ち、リラックスしているのが分かるんだ」
「さらに僕は、ドライバーズタイトルのためにもベストを尽くすつもりだ。ラリーが始まればストレスを管理するのはより容易になるような気もしている。チャレンジングな週末になるだろうが、集中力を保ちながら走りたいと思う」
●オット・タナク(#8 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイ1総合2番手
「ステージはきれいで、雰囲気もよかった」
「明日がさらに楽しみになったよ」
●アンドレアス・ミケルセン(#9 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイ1総合8番手
「燃料がなくなって速度が落ち始め、残り半周で止まってしまった」
「残された燃料を使うために蛇行運転しなければならず、。ゴールラインにたどり着くのがぎりぎりだったよ」
■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ1総合4番手
「これが明日に向けてどれだけの準備になるかは分からないが、しっかりと走れて良かった。明日が楽しみだよ」
「これまでのところ、僕たちへの応援は信じられないほどで、とても嬉しい。昨年の勝利の再現ができたら、それが一番素晴らしい結果になるだろう」
●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ1総合5番手
「正直なところ、あまり良くなかったんだ」
「ここでの僕たちはいつも遅い。まだここで必要なセットアップが見つけられていないようだ」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ1総合3番手
「とても特別な気持ちです。ファンの皆さん、友人、家族に会えて嬉しいです。今週は簡単ではありませんが、ベストを尽くします」
「今回のラリーは、ヤリ-マティ(・ラトバラ代表)からプッシュのメッセージを待ちながらの戦いになるでしょう」
「いつ来るかはわからないので、まずは様子を見ながら走ります。また、新たなヘルメットを提供してくれたレッドブルに感謝します」