佐渡裕氏、26年連続出演『サントリー1万人の第九』振り返り「初詣されているような公演」

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2024年11月22日 05:00  ORICON NEWS

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「初詣されているような公演」と語った佐渡裕氏 (C)ORICON NewS inc.
 1万人がベートーヴェンの「第九」を合唱するコンサート「第42回『サントリー1万人の第九』」が12月1日、大阪城ホールで開催される。それに先立ち21日、都内で囲み取材が行われ、総監督・指揮の佐渡裕氏(63)と、当日司会を務める俳優の松岡茉優(29)が出席した。

【写真】透明感のある緑のワンピースで登場した松岡茉優

 『サントリー1万人の第九』は年末の風物詩として知られ、今年が42回目。総監督・指揮を佐渡氏が26年連続で務める。「第九」初演から200年目の節目。テーマに「BIG LOVEともに響き合う 〜What a Wonderful Symphony〜」を掲げ、日本全国47都道府県から参加する1万人の合唱団とともに、「歓喜の歌」を届ける。

 佐渡氏は「1万人という、とんでもない数をどうやってそろえ合わせるのかからスタートした。始めてみると、人が力を合わせて何かを作ることの魅力をすごく感じるようになった。それを続けていく上で、アメリカの同時多発テロや東日本大震災、今年の能登半島地震など大きな出来事が起こってきた」とし、「だんだん1年を振り返る大きな機会になってきた。『2025年は良い年でありますように』“パンパン”っと、初詣されているような公演になってきた。日本の第九のあり方としてすごく良いものになってきたんじゃないか」とほほ笑んだ。

 松岡は「来年、再来年と“佐渡詣”ができると思いますので興味を持ってくれたらうれしい」と呼び掛け笑いを誘い、「『第九』を歌える人がもっと増えたら素敵だなって思う」と語った。

 同日、松岡と三ツ廣政輝アナ(29)が、「佐渡錬」と呼ばれる、本番前に合唱参加者が受ける佐渡氏による直接指導を体験した。

 イベント後の12月14日、MBS・TBS系で特別番組が放送予定。

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