《松本人志さんについては今、現時点で放送するような予定はありませんし、松本さんを含め、出演者の選定にあたっては番組の内容、演出に合わせて自主的な編集判断のもと、その都度判断していく。これまでもNHKとして具体的な方針を定めているわけではなく、ご本人が芸能活動を自粛するとおっしゃってますので、それに基づいて対応していく》
11月20日、都内で開かれたNHKの定例社長記者会見で、同局のコンテンツ戦略局企画管理センター長が松本人志(61)の今後の起用についてコメントした。松本は文藝春秋らに起こしていた訴訟を、双方合意で11月8日に終結させている。
取り下げに際して、吉本興業から出されたコメントで、活動再開に関しては《関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます》としていた。
復帰に注目が集まっているが、強い逆風が吹いているようだ。芸能関係者が明かす。
「SNS上では長年審査員を務めている『M-1グランプリ』での復帰を期待する声が多いですが、難しいようです。
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『M-1』の制作局であるABC(朝日放送テレビ)の番組『探偵ナイトスクープ』で、逝去された西田敏行さん(享年76)を追悼する回が11月1日に放送されました。この時VTRの最後で、二代目局長の西田さんから三代目局長の松本さんに交代するシーンが流れました。
この松本さんの過去の映像に対して、ABCに多数のクレームが入ったと聞いています」
朝日放送テレビの担当者に視聴者からの抗議の件数を取材すると、《ほかの例などと比べても顕著に多かったわけではなく、十数件程度だったと思います》との回答があったが、前出の芸能関係者は続ける。
「松本さんの“お膝元”での批判を受けて、局内では松本さんを復帰させるのは難しいとの判断が下されたそうです」
松本がテレビ復帰する日はくるのだろうか――。
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