【写真】菅田将暉、松下洸平は“ボタニカル”「歩いたら小花が咲くようなマイナスイオンを感じる」
原作は、「月刊フラワーズ」(小学館)にて2016年に連載がスタートし、累計発行部数1900万部を突破した田村由美による同名漫画。天然パーマのもじゃもじゃ頭がトレードマークの主人公・久能整の、時に優しく、時に鋭い魔法のようなおしゃべりだけで、いつの間か登場人物たちが抱える様々な悩みも、事件の謎までも解かれてしまう新感覚ミステリーの本作は、2022年1月期の月9ドラマとして放送され、高視聴率を記録。放送直後から開始された見逃し配信では、放送当時民放歴代No.1の記録を樹立し、「2022年日本民間放送連盟賞・番組部門テレビドラマ・優秀賞」や「TVerアワード2022・特別賞」を受賞。主演の菅田が「東京ドラマアウォード2022・主演男優賞」を受賞した。
そんな『ミステリと言う勿れ』の劇場版では、原作ファンの間でも人気の高いエピソード、通称“広島編”が描かれる。広島を訪れた整が、代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの名家・狩集(かりあつまり)家の遺産相続事件というシリーズ最大級の謎に整が巻き込まれていくという物語。菅田に加えて、本作で「第47回日本アカデミー賞・新人俳優賞」を受賞した原菜乃華をはじめ、町田啓太、萩原利久、柴咲コウ、松下洸平らが集結。週末映画動員ランキング(興行通信社)にて5週連続で首位をキープし、興行収入48億円、観客動員数350万人を超えた。
天然パーマでおしゃべりな大学生・久能整(菅田)は、美術展のために広島を訪れていた。そこで、犬堂我路(永山瑛太)の知り合いだという女子高生・狩集汐路(原菜乃華)と出会う。「バイトしませんか。お金と命がかかっている。マジです」。そう言って汐路は、とあるバイトを整に持ちかける。それは、狩集家の莫大な遺産相続を巡るものだった。
当主の孫にあたる、汐路、狩集理紀之助(町田啓太)、波々壁新音(萩原利久)、赤峰ゆら(柴咲コウ)の4人の相続候補者たちと狩集家の顧問弁護士の孫・車坂朝晴(松下洸平)は、遺言書に書かれた「それぞれの蔵においてあるべきものをあるべき所へ過不足なくせよ」というお題に従い、遺産を手にすべく 、謎を解いていく。
|
|
映画『ミステリと言う勿れ』は、フジテレビ系にて2025年1月4日21時放送。