上川隆也主演の新ドラマ「問題物件」が2025年1月15日から毎週水曜22時に放送されることが決定した。
上川隆也がフジテレビ制作連ドラ初主演を務める本作は、大倉崇裕の「問題物件」、「天使の棲む部屋」(いずれも光文社)を原作とする不動産を舞台にしたミステリードラマ。脚本は「ごくせん」シリーズで知られる松田裕子が担当する。
上川が演じるのは、謎の探偵・犬頭光太郎。黒づくめの服に黄色のジャケットを羽織り、独特な雰囲気を持つキャラクターだ。物件で起こる奇々怪々な事件を、頭脳と腕力を駆使して解決する姿が描かれる。
原作を読んだという上川は、演じる犬頭光太郎について、「社会規範の中から、少しだけはみ出して物事を判断し行動するような男」と説明。「彼が1つ1つの事件やその事件に関わる人たちと相対していく中で見せる破天荒な行動が、読者にとってはきっと快感だったと思うんです。僕も原作を読んで、彼の天衣無縫な振る舞いに大きな魅力を感じました」と語る。
さらに、「この作品はミステリーですから、原作同様ドラマにも奇想天外なトリックが用意されています。ミステリーファンの方にも、純粋にドラマ好きの方にも楽しんでいただけるような作品にしたいと思います」とコメントしている。
また、上川にとってフジテレビ系連続ドラマへの出演は8年ぶり。「フジテレビさんではこれまで、印象深い作品に数多く出演させていただきました。再び主演としてお迎えいただけることを本当にうれしく思います。だからこそ、精一杯努めたい……そんな気持ちでいます」と語っている。
原作の大倉氏は、「ドラマ化のお話をいただき確認してみたところ、『問題物件』の第一話を書いたのは、2011年の秋でした。10年以上前の作品に、今こうしてドラマ化という新たな光を当ててくださった事、とてもうれしく、光栄に思います。ミステリードラマは大好きで、ミステリー小説を書く合間にミステリードラマを見るという生活を送っています。ご出演いただく皆様は、そんな私にとって憧れ、伝説の方ばかり。自分の書いた物語がどのような形になるのか、今から楽しみでなりません」と期待を寄せている。
今後、犬頭を取り巻くキャラクターや注目の主題歌を続々解禁予定。続報にも期待が高まる。
「問題物件」は2025年1月15日より毎週水曜日22時〜フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。
(シネマカフェ編集部)