2024年F1ラスベガスGPの予選で、アルピーヌのピエール・ガスリーは3番手を獲得した。レッドブル2台、マクラーレン2台に勝ち、コンストラクターズ選手権のライバルたちを大きく引き離して上位グリッドを確保。アルピーヌは現在、ランキング6位に位置し、僅差で迫るハースやRBからポジションを守ることを目指している。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
FP3 10番手(1分34秒905:ソフトタイヤ/15周)
予選 3番手(Q1=8番手1分33秒691:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分32秒879:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分32秒664:ソフトタイヤ)
予選でトップ3に入ることができてとてもうれしい。信じられないようなラップだった。ラインを越えた瞬間、すべてを出し尽くしたと感じる、そういうラップだった。それでもトップ3に入るとは全く考えていなかったから、びっくりしたよ。
このコースでは、微妙なマージンが重要で、低ダウンフォースで滑りやすいためトリッキーだ。それでも今日は走っていてとても楽しかった。
Q3では新品ソフトタイヤが1セットのみしかなかったので、最後のラップが勝負となり、アドレナリンが大量に出た。うまくまとめることができてうれしい。
明日は全力を尽くす。自分たちの戦いがどこにあるのかは分かっている。タイヤのデグラデーションとグレイニングの面で厳しいレースになるだろう。去年のラスベガスではその点で苦しんだから、今年はうまく対処していきたい。チームとして理解するために懸命に取り組んできた。今夜も、準備を整えるためにハードワークにあたる。明日はポイント獲得を目標に戦うつもりだ。
(予選後の記者会見で語り)ダウンフォースに関して、かなりアグレッシブなパッケージを選択した。ダウンフォースがほとんどないような状態で走っている。直線を最大限に利用しようとしているんだ。そのため、当然ながらコーナーでは少し苦労するけどね。