【写真】激カワ! ベッカム家末っ子ハーパーの成長アルバム
★ベッカム家待望の愛娘として誕生
長男ブルックリンと次男のクルス、三男ロメオと息子ばかりのベッカム家に、待望の愛娘として2011年7月10日に誕生したハーパー。次こそ娘を! と望んだデヴィッドとヴィクトリアが、先進医療の力を借りて産み分けをしたとまことしやかに噂されるなど、誕生前から熱い視線が注がれてきた。生まれたのは、当時デヴィッドが所属していたLAギャラクシーの本拠地、ロサンゼルスにあるシダーズ=サイナイ医療センター。ファーストネームは、ヴィクトリアの愛読書『アラバマ物語』の作者ハーパー・リーから。ミドルネームのセヴンは、デヴィッドの背番号としても知られ、また多くの文化で幸運の数字というスピリチュアルな理由もあるそう。出生体重は7ポンド10オンス(約3400g)、3人の息子たちの時と同様に帝王切開での出産だった。
★2歳でフロントロウにデビュー
母ヴィクトリアのミューズであるハーパーは、ブランド「ヴィクトリア・ベッカム」のショーのフロントロウでの姿でもおなじみ。初めてショーを訪れたのは、わずか7ヵ月のころ。グレーのニットワンピースに白い帽子を被り、父デヴィッドに抱かれる姿はキュートそのもの。この時は舞台裏でお留守番だったものの、2013年には2歳になったばかりでフロントロウデビュー。柔らかそうなブロンドの髪の毛を小さなお団子にして、デヴィッドの膝にちょこんと座るハーパーに、コレクション以上に注目が集まったのは間違いなし。2015年にはバーバリーのショーにも来場し、同ブランドのアイコニックなトレンチ風ワンピースに、黒いバレエシューズを合わせ、これぞ英国セレブキッズという存在感を見せつけた。
キュートなだけじゃなく、ビッグイベントでも動じない堂々たる態度はさすがの一言。またこの頃、デヴィッドやブルックリンが彼女を大切そうに抱いて歩く姿も度々キャッチされ、ベッカム家だけでなく世界中がメロメロに。
★6歳の誕生日パーティーはバッキンガム宮殿!?
6歳の誕生日を控えた2017年7月には、バッキンガム宮殿で開かれたユージェニー王女主催のティーパーティーにお呼ばれ。誕生日会を宮殿で!? と話題を集めたが、デヴィッドがインスタグラムでこれを否定。「ハーパーの誕生日パーティーのために王宮の門が開いたのではなく」、デヴィッドの母やクラスメイトと一緒に招待されたのだそう。ヴィクトリアがインスタグラムで公開した写真には、ちびっこらしくプリンセスのドレスを纏(まと)い、赤いバルーンを手に宮殿でポーズを取るハーパーの姿が。それにしても、ハーパーと写るデヴィッドのうれしそうな顔に要注目。
★父と娘、唇のキスはアリ? ナシ?
目に入れても痛くないようなかわいがり方のデヴィッドだけど、2017年6月、もうすぐ6歳のハーパーとのキス写真をインスタグラムで公開すると、父娘で唇にキスをするのは不適切だと大騒動に。翌年に再び物議を醸した際には、フェイスブックのライブインタビューでこれに触れ、「僕は子どもたち全員の口にキスする」とコメント。長男のブルックリンはもう18歳だから別だけど…としつつ「子どもたちには愛情をたっぷり注ぐ。僕はそうやって育ったし、ヴィクトリアも僕も子どもたちへの愛情表現が豊かだ」「僕たちは子ども達に愛情を見せて保護してサポートする」と反論。その後も度々唇にキスをする様子を公開しているので、周囲の雑音に惑わされることなく、信念を突き通している模様。
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2020年、父と兄2人、ロメオとクルスと一緒に、ロンドンで開催されたヴィクトリアのショーに来場したハーパー。フロントロウに一家で並ぶ姿はもはやおなじみだけれど、この年ハーパーが着ていたのは、ヴィクトリアのブランドによるクチュール服、つまり、ハーパーのために誂(あつら)えた一点モノ。フラワープリントのワンピースに合わせ、タイツとブーツをコーデし、髪の毛は小さなお団子スタイルに。一般人にはなかなか手が出せない高級服を纏ってみても、やっぱり父の膝に座ってショーを見守るのがハーパー流!
★リオネル・メッシのエスコートキッズに!
両親から引き継いだのは、ファッションの血だけではなさそう。2017年にデヴィッドがハーパーと手を繋いでドリブルをする映像をインスタグラムで公開し、「誰かさんはサッカーの初練習に向けて準備万端」と、サッカーの英才教育に乗り出したことを報告していた。それからしばらく経ち、ハーパーのサッカー熱の行方は不明だが、昨年夏には、デヴィッドがオーナーを務めるインテル・マイアミの試合でエスコートキッズを務め、チームに加入したばかりのリオネル・メッシと手をつないで入場。全サッカーキッズ垂涎の大役を務めた。2019年には、父の古巣マンチェスター・ユナイテッドのチャリティマッチで、兄クルスと一緒に父デヴィッドのエスコートキッズを務めたことも。
★父や兄たちの影響で初タトゥー!?
昨年7月、12歳の誕生日には、長兄ブルックリンの妻ニコラ・ぺルツが、インスタグラムにてハーパーとお揃いのタトゥーを披露。ニコラはヒップハングのレギンスから見える腰の中央に、ハーパーはTシャツの裾をめくって見せた脇に、それぞれ小さな蝶のタトゥーが見える。ベッカム家は、父デヴィッドがタトゥーマニアとして知られ、ヴィクトリアの顔や子どもたちの名前などさまざまなデザインを全身に入れている。またブルックリンやロメオも着々とタトゥーを増やしているので、ハーパーにとってもハードルは低そう。とはいえ、ニコラとお揃いタトゥーは、フェイクの可能性が高いようだ。
★芸能界デビュー?
今年11月には、ヴィクトリアがHarper’s Bazaar誌のアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞。ロンドンで開催された授賞式では、ベビーブルーのシルクドレスに身を包んだハーパーがプレゼンターを務めた。これまでも、両親や兄たちと一緒にイベントに参加してきたハーパーだけど、外部のイベントで責任ある役割を果たしたのはこれが初めて。7月に13歳の誕生日を迎え、ほとんど母ヴィクトリアと同じ身長に成長。すっかり大人びてきたハーパーだけに、芸能界デビューに向けての第一歩?などと注目を集めている様子。
ベッカム家では、料理の道に進んだブルックリンが、最近CLOUD23というホットソースをプロデュース。ロメオはサッカーを引退し、本格的にファッションモデルの道を究める模様。またクルスも音楽活動をスタートさせており、皆多才。ハーパー自身はメイクに夢中のようで、昨年デヴィッドがハーパーにメイクをしてもらう映像をインスタグラムで公開したり、ヴィクトリアもこの授賞式の準備をするハーパーのメイクアップ動画をTikTokでシェアしたりしている。ファッションやメイクの道に進むのか、あるいはスポーツの道に進むのか、本人もまだ模索中かもしれないけれど、その成長から目が離せない!
(文:寺井多恵)