2024年F1第22戦ラスベガスGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、角田裕毅(RB)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 10番手
今日のクルマは申し分ないフィーリングだったし、予選の最後のところまでは素晴らしい週末だった。Q2では最速だったけど、残念ながらQ3では2回ともひどいラップを走って10番手にとどまることになった。コンディションは依然としてよかったけど、ただただ仕事をやり遂げることができなかった。今日は間違いなくポールポジションを狙えるペースがあっただけに本当に残念だ。素晴らしい仕事をして1番手を獲ったジョージ(・ラッセル)におめでとうと言いたい。僕の位置、つまり10番手からのスタートは難しくなるだろうけど、明日は表彰台に登るために頑張る。そのためにベストを尽くすつもりだ。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
予選 9番手
このコースではいつももっとやれたはずだと思ってしまうけど、それが難しいんだ。グリップが低く感じると、もっと攻めようとして限界を大きく超え、コントロールを失ってしまうことがある。誰にとっても非常に繊細で、チャレンジングなんだ。全体としてはまずまずの予選だったけど、6番手までは100分の5秒差だったはずだし、もう少し前に行きたいところだったね。そのほうがハッピーだったけど、明日はいいレースができるように頑張るつもりだ。僕たちのクルマはレースで強いから楽観的に考えている。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 8番手
ちょっとトリッキーな予選だった。単純に僕はQ3でさらにラップタイムを引き出すことが難しかった。でも明日は長いレースが控えているし、オーバーテイクやタイヤの面でも面白くなると思っている。だから展開を見守ろう。
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
予選 7番手
今日の自分たちのパフォーマンスには本当に満足しています。予選前には、Q3に進出できるとは思っていませんでしたが、週末の初めと比べると、状況をすばやく好転させることができました。チームはよくやってくれました。大きな努力に感謝します。
アップグレードを理解し、進むべき方向を見つけた後は、セッションごとに改善していくことができました。主なライバルたちも良い仕事をしているので、明日のレースは簡単ではないでしょう。でも、ストリートサーキットでは何が起こるか分かりません。集中力を保ち、できる限りのことをするつもりです。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 6番手
順位の点で、あまり良い予選ではなかった。今週末、ずっと苦戦している。ライバルたちほどのペースがなく、予選はうまくいかなかった。
最終的に、自分のパフォーマンスには満足している。まずまずのラップを刻めた。ただ、完璧なラップを走ることはできなかった。
明日のレースは難しいものになるだろうが、長いレースのなかで何ができるかを見ていく。
(走行後のインタビューで語り)週末を通して、ラップをうまくまとめたり、クリーンなラップを走ることに苦労し、それを成し遂げるのがあまりにも難しかった。ラップタイムを見つけようとして、少しでも行きすぎると、それまではなかったような別の問題に見舞われる。走るのがあまりに困難だ。
プラクティスでは99パーセントのラップを何回か走ることができた。でも今日は、毎回それができる可能性がほとんどなかった。