今回のイベントのテーマは「THIS IS IKU」にとって4年ぶりとなる、山崎が独自の目線で“賞”を授与する“IKU AWARD”。最後のゲストは、山崎とミュージカル『エリザベート』にて共演した花總まり。「最優秀ミュージカル女王賞」として表彰され「こんな素晴らしい賞をいただき、人生で一番の喜びでございます!」と満面の笑みで喜びを語った。
そんなクワイヤたちの歌声が合わさり、いつもより豪華バージョンとなった「On Your Side」も披露。一緒に手を振る演出で、会場を一体感に包み込んだ。アンコールでは、1ヶ月後はクリスマスということで、ゲストをもう一度ステージに呼び込み「赤鼻のトナカイ」や「ジングルベル」「サンタが町にやってくる」といったクリスマスソングメドレー。山崎からの少し早いクリスマスプレゼントに、観客は笑みを浮かべて喜んだ。
さらにこの日はロバート秋山の「思春期の目」を他のゲストにも出番の最後にやってもらうという流れができていたのだが、全員がステージに揃った時にも「みんなで思春期の目をしましょう」と山崎が提案。クワイヤ約160人も一緒に思春期の目をするというシュールな様子に、客席は大笑い。盛り上がった後は、再び山崎ひとりのステージとなり、最後の曲「Keep in touch」へ。美しく伸びやかな歌声を響かせて観客を熱狂させた山崎は、「この1年も皆さんに支えてもらったおかげで、充実した素敵な年になりました。来年は新作ミュージカルもありますし、来年以降も楽しみにしていてください。良いクリスマスを、そして良い年をお迎えください!」と挨拶。客席に向かって投げキッスを送り、大歓声に包まれるなかイベントは幕を閉じた。