WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2024』、大会3日目を迎えた11月23日。豊田スタジアムの西イベントエリアステージで『ABEMAラリージャパン応援サポーター』に就任した山本舞香さんのトークショーが開催された。
MCのピエール北川氏の呼び声とともに登壇した山本さんは、ラリージャパンに訪れたレースファンの多さと想像以上の盛り上がりに驚く様子を見せた。そして、黒基調に白とピンクがあしらわれたレーシングスーツを披露。腰には、実際のレーシングドライバーと同じ様に“MAIKA”と自身の名前も入った特注品だという。
応援サポーターに就く前は、WRCは知っていたのか尋ねられると、「(就任前は)WRCやラリーについて、知りませんでした。でも車は好きなので、今回応援サポーターという形で携われてとても嬉しいです」と答えた。
家族が自動車関連の仕事をしているため、クルマ自体は身近なものだとのことで、さらに「運転は好きで、東京-大阪間ぐらいならドライブできます」と意外な一面も語った。
応援サポーターとしてラリーカーのデモカーを使った撮影でコックピットに座ったと話し、「私の背が小さくて、(シートに)座ると視線が低く、前が見えませんでした」
「ドライバーとコドライバーがお互いに信頼し合って、命をかけて走っているのだと感じました」とロールバーなどに囲まれた車内の印象をラリーファンに伝えた。
さらにはラリージャパン開幕前の11月19日(火)には、勝田貴元選手のマシン、18号車トヨタGRヤリス・ラリー1のコックピットにも座ったことにも触れ、実際に座った際には「とてつもない緊張感を味わった」と語った。
勝田のGRヤリスを目の前にした時、勝田本人には会えなかったようで、おそらくレッキ中だったと思われる。またその際には、ファンの方たちが勝田へ送ったメッセージやそれが書かれた横断幕などを通じて、ファンの想いとその強さを感じたと話した。
また、番組スタッフからコックピットに座る許可を貰ったと告げられた際には、「自分なら嫌だと思って、一度は断りました」と裏話を明かした。そして、その後日、シートが選手ごとに型を取るオーダーメイド品であることなどを知り、「座るべきじゃなかったと改めて思いました」と
最後には、ラリーファンに対し「無知な私がなぜ応援サポーターをやっているんだと思われているかもしれませんが、ラリーファンの皆さんとWRCのことをもっと学びたいと思います」と山本さんの今後の意気込みでトークショーのイベントは終了となった。