俳優の神木隆之介が主演を務める、TBS系日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(毎週日曜 後9:00)。第5話では、それぞれの恋模様が加速する一方で、第4話の終わりにリナ池田エライザを端島で見つけた誰かの不穏なシーンがあったが、第5話では炭鉱夫の小鉄がその追い手の一味であることが判明し、リナを襲うシーンが。まさかの人物に放送中から驚きの声が溢れた。そんな小鉄を演じたのが、注目の若手バイプレイヤー・若林時英だ。映画やドラマでは数多くの作品に出演し、目にしたことがある視聴者の方も多いはずだ。そんな若林に本作出演が決まった際の気持ちから第5話の衝撃シーンの裏側までインタビュー。
【写真】今回は明るいキャラ?新境地に挑む片岡凜 まずはじめに本作が決まったときの気持ちを聞くと、「今回このような素敵に作品に出演ができることすごく嬉しかったです。しかも台本を読ませてもらったらとてもやりがいがある役どころ、とても気合い入りました!」とコメント。特に今後の物語の転機となる第5話の重要な役どころであることに対して、「後半戦に向けてひとつ、話が加速する回ですよね。その中で話の中にいる役を演じさせてもらえたので、光栄でした。自分は台本を5話しかもらってないので、続きが気になってしまって困ります」と語る。
さらに、日数としては多くなかったが現場の雰囲気については「とても雰囲気がよく、本番中はいいもの作るぞ!って熱気があり、逆にカットがかかるとキャスト、スタッフが色んな冗談を言い合って和気藹々としている素敵な空間でした。斎藤工さんと助監督さんが漫才のような掛け合いで現場を毎回盛り上げてくださるんですよ。そのお陰で無駄な緊張等せず演じられたなと思います」と振り返った。
つづいて、第5話でリナを追い込むシーンについては「リナを荷台に追い込むシーンで小鉄がリナの髪を掴むところがあるんですが、あの演技は池田さんが提案してくれたんです。自分の中でとても緊迫感のあるお芝居が撮れたかなっと思っているので、OAが楽しみです。女優さんからそのようなアイデアを出される光景をあまり経験してこなかったので、間近で池田さんの役者魂を経験でき、とても光栄でした。いい作品を作りたいという情熱に芝居を引っ張っていただき、とても心強かったです!」と撮影時のエピソードも。何度もテイクを重ねることのできない緊迫したなかで、最善を尽くす俳優魂の詰まったシーンは配信でも見直したいところだ。
最後に、自身の出演パートは終えたが視聴者に向けて「ご縁で素敵な役で参加させていただきました。後半の話にいいバトンが渡せるよう、撮影に挑みました。引き続き楽しんで観ていただけたら嬉しいです」とコメント。大波乱の第5話の放送を終え、ラストではいづみの正体も判明し、さらに盛り上がりを見せる本作。現代に生きるいづみが抱えてきたものとは、顔が似ているという鉄平と玲央の謎…次から次へと先の読めない展開に期待が高まる。