パレスチナとイスラエルの青年の決死の活動を記録した映画『ノー・アザー・ランド』来年2月公開

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2024年11月25日 12:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

映画『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』が2025年2月21日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開。日本版ビジュアル、日本版特報映像が到着した。

今年度の『ベルリン国際映画祭』最優秀ドキュメンタリー賞、観客賞を受賞した同作は、イスラエル軍による破壊行為と占領が今まさに進行しているヨルダン川西岸のパレスチナ人居住地区「マサーフェル・ヤッタ」の現状をカメラに収め世界に発信することで占領を停止させ故郷の村を守ろうとするパレスチナ人青年バゼル・エイドラと、彼に協力しようとその地にやってきたイスラエル人青年ユーバール・アブラハムの活動を、2023年10月までの4年間にわたって記録したドキュメンタリー。

バゼルとユーバールがパレスチナ人とイスラエル人という立場を越えて対話を重ね理解し合うことで生まれる友情、故郷の自由を願い強大な力に立ち向かい続ける人々の姿も映し出される。監督は彼らを含むパレスチナ人2人、イスラエル人2人による若き映像作家兼活動家たち4人が共同で務めた。原題の『NO OTHER LAND』は直訳すると「他にはない土地」の意味。

特報映像には、バゼルが暮らす村をイスラエル軍の軍用車両が急襲する場面や、家が破壊される様子、バゼルがユーバールに「この現実を変えたいんだ」と告げるシーンが映し出されている。

日本版ビジュアルは「それでも僕たちはこの現実を変えたい」というコピーとともに、マサーフェル・ヤッタの丘陵地を背景にバゼルとユーバールが互いをまっすぐ見る様子を切り取ったもの。

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  • ジョンレノンの「イマジン」の世界だが、こういう人たちが増えれば世界は楽しくなる。
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