外務省は25日、米ワシントンを20〜24日に訪問した長島昭久首相補佐官が滞在中、トランプ政権1期目で駐日大使を務めたハガティ上院議員、下院外交委員会のマコール委員長(いずれも共和党)らと会談したと発表した。長島氏によると、米国の核戦力投入を含む「拡大抑止」の信頼性確保、防衛装備品の共同開発、日米韓協力の継続などが話題に上った。
林芳正官房長官は25日の記者会見で、「インド太平洋地域の安全保障環境の深刻化、日米同盟の重要性に関する認識についてトランプ次期政権との間でも共有できるとの感触を得られた」と強調。「トランプ陣営との意思疎通を続けていく」と語った。