ちゃんみな(提供写真) 【モデルプレス=2024/11/25】SKY-HIがCEOを務めるマネジメント&レーベル・BMSGが、プロデューサーにラッパー・シンガーのちゃんみなを迎えたガールズグループオーディション「No No Girls」のエピソード8が22日、BMSG公式YouTubeにて配信された。ちゃんみなが、自身の過去と重ね合わせ脱落した候補者に言葉を送る場面があった。
【写真】オーディション「No No Girls」5次審査進出 ちゃんみなから絶賛のメンバー
◆ちゃんみな「自由なことをするためには型にはまらなきゃいけない」
4次審査では、候補者が合宿を通してグループに分かれたクリエイティブに挑戦。トラック(基本のリズム)のみが与えられ、そこに自分たちでメロディー・歌詞・振り付けを制作していった。その中で、DチームのASHA(アーシャ)はラップを得意としながらも、4次審査中にちゃんみなから「ASHAの今の歌い方だと寿命が短い気がするんだよね。声帯的にも負担かかるし元の声をだいぶ変えちゃっているから」と根本的な歌声の面で個人指導を受け、自信を失っていた。
審査結果でも「『もうちょっとここ直していこう』って言ってたと思うんだけど。っていうのもASHAの天井が見えそうだったからなの」と話したちゃんみなは「ASHAが昔の私にすごく似てるんですよ。なので私は正直個人的にすごく感情が入っている」と自分と重ねていることを告白。ASHAのパフォーマンスを「すごく良くなっていた」と評価した一方で「ASHAは、間違っていたら言って欲しいけど多分自由を求めていると思うの。『私の表現、自分の表現何が悪いの?』って。『私がやりたいことやるし、私は自由に自分を表現する』って思ってると思うんだけどそうかな?」と尋ねた。
すると、ASHAは「今この歌い方を辞めたら自分の個性とか魅力が分からなくなって空っぽになるのが分かっていたので、そこから目を離していてずっとパフォーマンスを続けてきていたんですけど、今はありのままのそのままで良かったんだなと思えているのでそこでさらに自由な自分らしいパフォーマンスをしていきたいなと思っています」と過去に抱えた不安と現在の本音を吐露。その思いにちゃんみなは「自由なことをするためには型にはまらなきゃいけないことがあるの」と断言し「やりたくないこともやらなきゃいけないのよ。それでやっと自由が手に入るの。それを私はASHAに教えたかった。『1回やってみろ』って。別に私はASHAの個性を取りたいとかそういうことじゃなかった」と指導の真意を伝えていた。
さらに、指導の際に「怯えているASHAが見えたんだよね。『私を変えようとしているんじゃないか』っていう」とASHAの心境を察し、自身も過去に同じ境遇になり、自分の殻を破るのに時間がかかったことがあるとした上で「ASHAは本当に残念だけどここまでです」と脱落を発表。「だけど頑張ってほしい。ラッパーとしてもアーティストとしてもずば抜けないとだめです。これは私たちみたいな人間に課せられている定めだと思ってほしいんだけど、私たちみたいな人間は最終的に自由を取るんだったら、自分の表現を取るんだったら死ぬほど頑張ってずば抜けなければ認めてもらえない」とアーティストとしての現実を突きつけた。
しかし「これは私の愛情だと思って受け止めて欲しい」と優しく語りかけたちゃんみなは「誰に言われても私は気付けなかったんだよね。だからASHAが今気づいているかどうかも分からないけど、自分で気づかないと意味がないなと思ったんです。だけどサポートはするので何かあったら言って欲しいし、私は諦めないで欲しい」とエールを送っていた。
◆「No No Girls」5次審査進出者決定
4次審査を経て、KOKO(ココ)・KOKONA(ココナ)・SARA(サラ)のAチームからはKOKO・KOKONA、AIKO(アイコ)・JEWEL(ジュエル)・HIBIKI(ヒビキ)のBチームからはJEWEL、KAEDE(カエデ)・KOHARU(コハル)・MOMO(モモ)からはKOHARU・MOMO、ASHA・CHIKA(チカ)・MAHINA(マヒナ)のDチームからはCHIKA・MAHINA、JISOO(ジス)・STELLA(ステラ)・MOMOKA(モモカ)のEチームからはJISOO・MOMOKA、SAYAKA(サヤカ)・NAOKO(ナオコ)・FUMINO(フミノ)のFチームからSAYAKA・NAOKO・FUMINO、AMI(アミ)・KOKOA(ココア)・YURI(ユリ)のGチームからはKOKOA・YURIが5次審査に進出した。
◆BMSG×ちゃんみなオーディション「No No Girls」
本オーディションは「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください。」という前代未聞の応募メッセージからはじまった。国内のみならず韓国やアメリカをはじめとした世界各国から、7000通を超える応募が集まった。
プロデューサーであるちゃんみなは、見た目や声に対して「No」をつきつけられ、ガールズグループを志すもデビューすることが叶わなかった過去がある。彼女と同じように「No」をつきつけられたり、自分自身を否定してきたガールズたちが集まり、ちゃんみなだからできる指導と審査、そしてBMSGが掲げる“才能を殺さないために”のもと、参加者たちを世界で活躍できるガールズグループへと導いていく。
本編は、BMSGのYouTubeチャンネルにて毎週金曜20時、完全版はオンライン動画配信サービス「Hulu」にて毎週日曜12時に配信予定。また、公式応援番組「No No Girls Night」が日本テレビ・長崎国際テレビにて、毎週水曜24時59分より放送。タレントのぺえ、YouTuberコンビ・平成フラミンゴのNICOが出演している。(modelpress編集部)
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