20歳以上の人が1日に摂取した野菜の量が、去年、平均で256グラムで、比較可能な1995年以降、過去最少となったことが厚生労働省の調査で分かりました。
厚労省は去年11月、食事や生活習慣などについて、6000世帯ほどを対象に調査を行い、およそ3000世帯から回答を得ました。
その結果、20歳以上の人が1日に摂取した野菜の量は平均で256グラムで、厚労省が目標値として示している350グラムを下回りました。男女別では、▼男性は262.2グラム、▼女性は250.6グラムで、男女ともに比較可能な1995年以降、過去最少となっています。
年代別には、男女ともに20代が最も少なくなっています。
一方、20歳以上の人の1日の歩数は、平均で▼男性は6628歩、▼女性は5659歩で、この10年間で減少傾向にあることが分かりました。
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厚労省は歩数の減少について、テレワークの普及で通勤が減ったことなどが影響したことも考えられるとしています。