2024年F1第22戦ラスベガスGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのエステバン・オコンは17位、ピエール・ガスリーはリタイアでレースを終えた。
予選で3番グリッドを獲得したガスリーは、レース序盤に5番手を走行。11周目にピットインしハードタイヤに履き替えたが、ロスがあったため角田裕毅(RB)に先行を許した。その後13番手走行中の16周目に「ノーパワー」と訴え、ガスリーのマシン後部からは白煙も上がった。そのためガスリーはピットに戻り、リタイアとなった。
■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=17位(49周/50周)
11番手/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト
今日のレースは運に恵まれず、ポイント圏外でフィニッシュした。最初のピットストップの時に何が起きたのか、振り返って学ぶ必要がある。ピットレーンのドライブスルーをすることになってしまったからで、あの遅れを取り戻す必要に迫られたのが残念だ。少なくともポイント争いには加われる自信があったのに、その機会を逃してしまった。あらゆることをしっかり見直して、次のカタールではもっとうまくやることを目指したい。
最後になったが、マックス(・フェルスタッペン)、4度目のタイトル獲得おめでとう。自分のことのようにうれしいよ。シーズンを通じて素晴らしい仕事をしてきたのだから、彼に相応しい王座だ。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=DNF(15周/50周)
3番手/タイヤ:ミディアム→ハード
チームの全員がひどく落胆している。予選のパフォーマンスと上位のグリッド位置で気分が上がっていただけに、今日のこの結果はすんなりとは受け入れがたい。楽なレースにはならないことは分かっていた。けれども、クルマのトラブルでリタイアを強いられ、僕らの本当のポテンシャルを示すことができなかった。この経験から学び、来週末のカタールにペースの速さを持ち込みたい。できることはいろいろとあるし、次はもっといいパフォーマンスを見せられるようにベストを尽くすよ。
そして、マックス(・フェルスタッペン)、タイトル獲得おめでとう。今季の彼はものすごくレベルの高いドライビングをしてきた。そんな彼に本当に相応しい偉業だ。