2024年F1第22戦ラスベガスGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、角田裕毅(RB)、セルジオ・ペレス(レッドブル)だ。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=10位(50周/50周)
15番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ハード
(タイトルを獲得した)マックス(・フェルスタッペンに)おめでとうと言いたい。彼はドライバーとして最高のシーズンを過ごしたと思う。僕たちは今年、多くの場合、最高のマシンを持っていなかったけれど、そんななかでマックスは何度も違いを生み出したんだ。
彼は、純粋な力となって、チームを前進させる。僕たちが共に過ごしてきたこの4年間のなかで、今年は彼にとって最高の年だったと思う。本当に素晴らしい。彼が達成したすべての成功が称賛に値する。
僕の話をすると、今日のレースのポジティブな点は、ペースの良さだったと思う。残念ながら、路面が最も悪いコンディションだった序盤にハードタイヤを履いてスタートした。この戦略は誤りだったかもしれない。
タイヤのデグラデーションは予想よりもはるかに高かった。レースの序盤にハードタイヤを使ってしまったため、ミディアムタイヤでとても長いスティントを走らなければならなかった。
良い状態に近づいていると感じるが、あと一歩のジャンプが必要だ。今後の週末にさらに強くなって戻ってきたい。
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
決勝=9位(50周/50周)
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
簡単なレースではありませんでしたが、全力を尽くしました。チームとして、週末を通して大きな前進を遂げたと思います。
もちろん今日ポイントを獲得できたことには満足していますが、同時に、コンストラクターズ選手権において数ポイント失ったことはとても残念です。
今日はマシンの感触が良く、自信を持って走ることができました。こういうサーキットでは特に、それは重要なことです。そのことと、強力なレースペースを発揮できたことには、間違いなく満足しています。
残り2レース、シーズン最後まで懸命に戦います。来週のカタールでのレースが今から楽しみです。
最後に、4度目のワールドチャンピオンシップ獲得を達成したマックス(・フェルスタッペン/レッドブル)に心からおめでとうと言いたいです。素晴らしい一年を過ごした彼は、再びワールドチャンピオンの座に就くのにふさわしいです。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=8位(50周/50周)
9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
とても満足している。僕らは上から5番目のチームだから、8位は望みうる最善の結果だったと思う。クリーンなレースで、やるべきことを確実にやれた。予想していたとおり、タイヤに関してはグレイニング、特にフロントのそれへの対処がとても難しくて、誰もが楽ではない戦いを強いられた。けれども、僕らはうまくその状況を抜け出して、主な競争相手に対して多少なりともオフセットを作ることができ、それが良い結果につながった。ペースもまずまずだったよ。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラワン・チーム)
決勝=7位(50周/50周)
8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
難しい夜だった。タイヤに苦労したので、調べるべき問題があるのは間違いないだろう。これより大幅に上のポジションを望むことはできなかったとは思うが、ギャップが大きかったのは少し残念だ。
まずまずのポイントをつかむことができたし、残りの2戦はもう少し楽しいものになるといいね。
最後に、ドライバーズチャンピオンシップを獲得したマックス(・フェルスタッペン/レッドブル)におめでとうと言いたい。彼は年間を通して良い仕事をしたので、4度目のタイトルにふさわしい。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=6位(50周/50周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード→ソフト
まず、ドライバーズチャンピオンシップを獲得したマックスに心からおめでとうと言いたい。彼はタイトルに値する。一年を通して誰よりも良い走りをし、ほとんどミスをしなかった。再びチャンピオンとなった彼を祝福したい。
僕にとって、今日はまずまずのレースではあったが、マシンにペースがなく、チャレンジングなコンディションに苦労した。今回はかなり苦戦し、良い週末ではなかった。今後に向けてマシンに関して改善すべき点がたくさんある。
この後は来週末に集中し、カタールではさらに強くなって戻ってくるつもりだ。カタールは、ラスベガスよりも僕たちのマシンとの相性が良いはずだ。残り2戦に完全に集中している。
(レース後のインタビューで語り)自分がタイトルの可能性を失ったことにがっかりしている。でもマックスはチャンピオンに値する。彼は僕よりも良いシーズンを送った。他の誰よりもチャンピオンにふさわしい仕事をした。マックスには弱点がないんだ。
彼はベストのマシンを持っているときは圧倒的な強さを発揮し、ベストのマシンがないときでも、常に上位にいて、ライバルの仕事を困難にする。
僕たちにとって今週末は最悪だった。今日はマックスと戦いたかったが、それもできなかったんだ。