八木勇征、スマホ撮影の日テレ系ショートドラマ「最期の授業」で主演「シンプルに画力がすごい」

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2024年11月26日 17:00  日刊スポーツ

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「最期の授業−生き残った者だけが卒業−」で初の教師役に挑戦する八木勇征

FANTASTICS八木勇征(27)が主演を務める日本テレビオリジナル企画のショートドラマ「最期の授業−生き残った者だけが卒業−」の配信が26日午後5時から新ショートドラマアプリ「UniReel」で第1弾企画としてスタートした。


八木が演じる音楽教師・丸山武が卒業式前日に生徒たちを音楽室に集め“最期の授業”の名のもとにデスゲームを仕掛けるというストーリー。八木は教師役初挑戦となり、次世代を担う若手俳優20名が生徒役として集結。堀未央奈が丸山の恋人で元担任教師役を務める。八木が撮影を振り返り、同作への想いを語った。


−撮影を終え


4日間というタイトなスケジュールの中でハイボリュームな撮影をしたなという印象です。撮影時間も長く、撮影期間中は八木勇征として普通に生きている時間よりも丸山の人生を生きている時間の方が長かったので、自分の時間の記憶があまりありません。その4日間だけ別世界にいたといいますか、夢を見てるような濃い時間を過ごしたなと感じています。命というものに向き合い続けた4日間だったので、撮影が終わって自分の時間を過ごしているときに、ふと「何げない日常がいかに平和なのか」と感じました。普通に過ごしている時間の流れがすごくゆっくりしていると感じて、不思議な感覚になりました。


−役柄について


担任になった丸山が生徒たちに最初のあいさつをするシーンがあるのですが、誠実だし、優しいし、思いやりもあるし、もし本当にこんな先生がいたらすごく人気のある先生だと思います。その丸山が憎しみを持つようになるのですが、それでも優しい部分は残っていて、生徒たちと本音で向き合うので、やはり愛が本当に深い人なのだなと僕は思いました。


−撮影はスマホで行われた


アングルや画角の調整はありますが、基本的に僕はカメラをあまり意識しない方です。スマホで本格ドラマを撮ったのは初めてなのですが、今回もほとんど意識していなかったです。ただ、撮る側であるスタッフのみなさんはすごく難しいのだろうなと思う部分はたくさんありました。スマホを縦にして撮ると画面の横幅の部分が極端に狭くなるので、普段のドラマ撮影とは違うのだろうなと感じていました。


−完成した作品について


横型の動画に比べていきなりバッと全体の映像が入ってくるなと感じました。シンプルに画力がすごいです。あとは、今作はストーリーが次々と進むので、次の展開がものすごく気になりました。


−命を絶った同僚教師で元恋人役の堀未央奈さんと共演


堀さんをはじめ全員が初共演でした。堀さんのお芝居を見ていて「本当に辛いんだろうな」と思いました。背中越しにその辛さや、学校側に訴えても取り合ってもらえないという苦悩が伝わってきたからこそ、僕もより役に感情移入ができましたし、寄り添いたいという気持ちになりました。


−この作品について


デスゲームを描いた作品で予告編でも衝撃的な映像が流れます。もちろんそれも見どころのひとつですが、「今この社会で失われているものを取り戻せる作品」であることも見どころだと感じています。


−視聴者へ


1人1人の生徒役の子たちもしっかりとキャラクターが立っていますので、その子たちの表情にも注目してほしいです。もちろん、僕も本気で向き合いました。衝撃的な描写が苦手という方もいるかもしれませんが、制作陣の想いとそれを理解して体現している演者のみんながいるので、見ていただけたらうれしいです。第1話から最終話まで全部、とにかく続きが気になる作品になっていると思います。この物語を最後まで見届けていただきたいなと思います。

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