【モデルプレス=2024/11/26】俳優の神木隆之介が主演を務めるTBS系日曜劇場ドラマ「海に眠るダイヤモンド」(毎週日曜よる9時〜)の第5話が、24日に放送された。いづみ(宮本信子)の正体が判明し、悲しい事実が続々と発覚した。<※ネタバレあり>
【写真】「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体◆神木隆之介主演「海に眠るダイヤモンド」
本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメント。
鷹羽鉱業の職員として働く鉄平(神木)と瓜二つのホスト・玲央(神木/1人2役)に突如プロポーズした謎の婦人・いづみ(宮本信子)に注目が集まる中、第5話をもって、彼女の本名が「池ケ谷(旧姓:出水)朝子」であることが判明し、過去パートに登場する銀座食堂の看板娘・朝子(杉咲花)と同一人物であることが明らかに。本記事では、これによって発覚した悲しい事実や、SNS上で上がっているいづみの現在にまつわる予想をまとめる。
◆朝子(杉咲花)、百合子(土屋太鳳)の“意地悪”の理由を知っている?
第4話では、鷹羽鉱業の職員の娘・百合子(土屋太鳳)が被爆者であることが判明。幼少期、キリスト教徒である百合子の家族が教会の手伝いのため長崎に行こうとするも、行きたくない百合子は母に見つからないように隠れていたところ、子供のいたずら心で声を上げ居場所を知らせた朝子の行動により、家族は長崎で被爆してしまう。もし、朝子が声を上げなければ自分には違う未来があったのではないか…そんな思いから朝子に冷たく接してしまうが、原爆のことを何も知らない朝子には本当のことを言えず辛い胸の内を隠して続けていた。鉄平や賢将(清水尋也)もまた、「本当の理由は言えない。言うべきじゃない」と朝子を想い、隠し続けていた。
しかし、鉄平の日記を持っていたいづみ=朝子という事実により、朝子は百合子が自分に“意地悪だった”本当の理由を知ってしまうということに。SNS上には「描かれてなかったけどそういうことだよね」「辛すぎる」「こんな形で知るなんて」と悲しむ声が上がっている。
◆鉄平(神木隆之介)&朝子(杉咲花)は結ばれない?
幼なじみでありながら密かに鉄平を想い続けていた朝子に対し、鈍感すぎるあまり、朝子の想いに全く気付いていなかった鉄平。しかし、朝子の初恋の人が自分であることが分かり意識し始め、2人は“両片想い”状態のようになっていた。
しかし第5話では、いづみと、鉄平にそっくりな玲央に血縁関係がないことが明らかになったほか、いづみの孫たちが鉄平のことを知らないという事実から、2人は最終的に結ばれず離れ離れになってしまったのではないかと考える視聴者が多く、「2人は結ばれない運命ってこと?」「せっかく良い感じだったのに…」「恋人期間もなかったのかな?考えても分からないけど、どうにか報われてほしいよ…」「これからどうなるの?」といった反響が寄せられている。
◆百合子(土屋太鳳)から朝子(杉咲花)へ?
百合子がキリスト教徒の母から受け継いだペンダントを持っていたいづみ。このことから、「いづみ=百合子説」を唱える人も多かったが、いづみの正体が明らかになったことで、ペンダントは百合子から朝子の手に移ったと考えられる。また、食堂の看板娘として端島で家族仲良く暮らしていた朝子が、端島を出て百合子が憧れていた“女社長”として働いている現在の姿に違和感を覚える視聴者も。
これらの描写を踏まえ、ネット上では「もしかして百合子は先に亡くなっちゃうのかな…?」「ペンダントも社長の夢も全部百合子だよね?」「朝子が百合子に代わって夢を叶えた?」などの声が上がり、朝子は百合子のペンダントを胸に、彼女の叶えられなかった夢を自分が実らせることで想いを引き継いでいるのではないかという考察が飛び交った。
いづみの正体が判明した今もなお、考察が増え続け今後の展開に注目が集まる同ドラマ。たとえ直接的に描かれていなくとも、次々と判明する真実やさりげない描写によって、視聴者に別角度から事実を落とし込み、想像を掻き立ててくれるところが、本作の魅力の一つだ。終盤に向け、さらに盛り上がりが加速していくであろう。(modelpress編集部)
情報:TBS
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