『ディフェンダー』が2026年からダカールラリーにワークス参戦。2025年は車両パートナーに

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2024年11月27日 13:30  AUTOSPORT web

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『ディフェンダー』が2026年からダカールラリーにワークス参戦することになった。
 11月27日、ジャガー・ランドローバーは、ランドローバーのアドベンチャーブランドである『ディフェンダー』が2025年からダカールラリーのオフィシャル車両パートナーに決定したと発表した。さらに、2026年からはディフェンダーのワークスチームでダカールに参戦し、究極の耐久性と走破能力を証明していく。

『ディフェンダー』は、ランドローバーのアドベンチャーブランドで、90、110、130のラインアップをもつ。ランドローバーとしては1979年の第1回、1981年の第3回で優勝を飾っており、偉大なブランドのある意味での“復帰”ともなる。

 ディフェンダーは2025年から2028年まで、オフィシャル車両パートナーとして大会期間中に関係者やVIP、メディアの移動をサポートする車両を提供するほか、ラリー全体でブランディングを展開。また運営を支えるために、将来的なルートをテストする6台の特別なディフェンダーをレッキ車両として提供する。

 さらに、2026年からはワークスとしてダカールラリーに参戦する。このコミットメントを通じて、ディフェンダーが世界で最も過酷なオフロード競技で最高の耐久性と走破能力をもつことを証明していく。2026年からの参戦体制の詳細は2025年のラリー期間中に発表予定だ。

「アドベンチャーの精神は、ディフェンダーブランドのDNAそのものであると言える。競技者が不可能を可能にするために挑戦する、究極のモータースポーツアドベンチャーであるダカールラリーとパートナーシップを結ぶことができ、我々はとても興奮している」と語ったのは、ディフェンダー担当マネージングディレクターであるマーク・キャメロン。

「今回のパートナーシップは2025年から始まり、ディフェンダーがイベントのオフィシャル車両としてその走破能力と耐久性を披露することになるが、我々はすでに将来を見据えており、2026年にはディフェンダーはワークスチームとして参戦することを決定している。ディフェンダーのダカール・ワークスプログラムは、JLRモータースポーツ担当マネージングディレクターであるジェームズ・バークレーが指揮を執る予定で、ジェームズと彼のチームがこれから待ち受ける挑戦に感情を高ぶらせている」

 そのJLRモータースポーツ担当のバークレーは「モータースポーツを愛する者であれば、誰もがダカールに情熱を抱くことだろう。ダカールラリーはモータースポーツ界における最高峰エベレストであり、車両とエンジニアリングの能力を試す究極のテストの場であると同時に、最も過酷な状況下で人間の決断力によって成功が左右されるイベントでもある。世界最高の走破能力を象徴する4×4と、世界で最も有名なラリーレイドの組み合わせは、まさにぴったりと言える」と語った。

「ダカールラリーへのワークス参戦は我々にとって初のことであり、まさに旅は始まったばかりだ。2026年までに学ばなければならないこと、達成しなければならないことがたくさんあるが、すでに順調に進んでおり、これからのアドベンチャーが楽しみだ」

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