高石あかりがヒロインを務める2025年度後期連続テレビ小説「ばけばけ」。この度、ヒロインの夫・ヘブンを、「SHOGUN 将軍」に出演したトミー・バストウが演じることが分かった。
第113作目の連続テレビ小説は、松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルの物語。外国人の夫ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、怪談を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦を描く。
今回、国内だけではなく、海外にも募集し、1,767人のオーディション応募者の中から決定したイギリス出身のトミー・バストウは、ロックバンド「FranKo」のリードボーカルとして活動するほか、ソニー・ピクチャーズ映画『ネバー・バックダウン/自由への反乱』、日独合作「ザ・ウィンドウ」や、エミー賞受賞ドラマ「SHOGUN 将軍」では、マルティン・アルヴィト司祭を演じるなど、俳優としても活動中。10年間ほど日本語を学んでおり、日本語が堪能だという。
ドラマ関係者は、トミー・バストウについて「トミーさんは我々に、ヘブンってきっとこんな人だったんだろうと思わせてくれました」(作・ふじきみつ彦)、「トミーさんは私たちが探し続けていたヘブンさんそのもの、いや、想像を超えてヘブンさんです。オーディションの現場にいたみんなが彼に惚れていました」(制作統括・橋爪國臣)と早くもはまり役だとコメントしている。
なおこのヘブン役は、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした人物となっている。
連続テレビ小説「ばけばけ」は2025年秋、NHKにて放送予定。
※高石あかりの「高」は、正しくは「はしごだか」
(シネマカフェ編集部)