【写真】ヒロインを演じる高石あかりと夫役に抜擢されたトミー・バストウ
『ばけばけ』は、明治時代に日本国籍を取得したラフカディオ・ハーンこと小泉八雲の妻・小泉セツの半生をモチーフに、急速に西洋化していく日本の中で埋もれてきた名もなき人々に光をあて、代弁者として語り紡いでいく1組の夫婦の物語を描いていく。ヒロイン・松野トキ役を女優の高石あかりが演じる。
高石演じるトキの夫となる、ギリシャ出身のアイルランド人英語教師・ヘブンを演じるのは、1767人の応募者の中からオーディションで選ばれたトミー・バストウ。イギリス出身の彼は1991年8月26日生まれ。2007年結成のロックバンド「Franko」のボーカリストとして活躍するかたわら、2008年には『ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日』でメジャー映画に初出演。2024年にエミー賞を受賞した『SHOGUN 将軍』では、メインキャストの1人として、マルティン・アルヴィト司祭を演じ注目を集めた。
着物姿で登場した高石は、会見の直前に相手役を演じるバストウと初対面したそうで「今日までスタッフの皆さんから“誰もがとりこになるような人です”と言われていたので、どんな方だろうと思っていたら、本当に明るく優しい方で、とりこになるような人です!」とその人柄に太鼓判を押す。
一方、自身で選んだという着物を着て会見に臨んだバストウは、高石の印象について「明るくて、一緒に仕事したら、とても楽しいだろうなと思いました」と流暢な日本語で答えた。
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お気に入りの日本語について聞かれると、悩みながらも「最近お勉強した言葉は“臨機応変”」と明かし、笑いを誘った。
これまでもたびたび日本に滞在していたというバストウ。過去の朝ドラも見ていたそうで「2年前、日本語学校で勉強したときに『ちむどんどん』を見ました」と語り、さらに「ホストファミリーと朝ごはんを食べながら『ブギウギ』も見ました」と説明。またバストウは「日本語を勉強するために、日本のリアリティTVを見ます。今は『ラブ・ヴィレッジ(あいの里)』見ています」とも語っていた。
※高石あかりの「高」は正式には「はしごだか」