メルセデスAMG、4シーターカブリオレ『CLE』にワイドな専用エクステリアの“53 4MATIC+”を導入

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2024年11月27日 19:20  AUTOSPORT web

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オープンエアドライブを愉しめる最新の4シーター・カブリオレに、高性能部門AMGの手掛けたハイパフォーマンス版『メルセデスAMG CLE 53 4MATIC+ Cabriolet』が登場
 メルセデス・ベンツの新型クーペ『CLE』をベースに、オープンエアドライブを愉しめる最新の4シーター・カブリオレに、高性能部門AMGの手掛けたハイパフォーマンス版『メルセデスAMG CLE 53 4MATIC+ Cabriolet』が登場。デザインのラジエターグリルやワイドフェンダーなど、性能を誇示するマッシブなエクステリアをまとい、11月22日より発売が開始されている。

 ブランドのラインアップで唯一となるオープントップ4シーターとして登場した『CLE 200 Cabriolet Sports』に対し、AMG専用デザインを採用した今回の“CLE 53 4MATIC+”は、全長4855mm(+5mm)、全幅1935mm(+75mm)、そして全高1435mm(+10mm)と前後にワイドフェンダーを採用したことで全幅を大幅に拡大し、力強さを強調するエクステリアが特徴となる。

 機能面でも、キャビン内へ風の巻き込みを低減するフロントウインドウ上縁のウインドウディフレクターと後席後ろのドラフトストップより構成されるエアキャップや、首元を温めることができるエアスカーフにより、外気温が低い時のオープンエアドライブがより快適に過ごせるとともに、ソフトトップは時速60km以下であれば20秒以内に電動で開閉操作が可能に。

 インテリアでも学習能力や使い勝手を高めた第3世代のMBUXを採用し、ドライバーの操作負担を軽減するルーティン機能や、予測提案を行うゼロレイヤーなど新時代の室内環境を提供。本革シートは夏場に熱くなりすぎないよう太陽の赤外線を反射する特殊コーティングが施され、後部座席の乗員用にそれぞれ独立したヘッドエアバッグを採用し、衝突の影響を軽減するPRE-SAFE機能とエアバッグにより乗員を保護するなど、万全のオープンエア対策が盛り込まれる。

 パワートレインには、3.0リッター直列6気筒エンジンにターボチャージャーと48V電動スーパーチャージャーに加えISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)をドッキングした『M256M』を搭載し、新たに設計されたインレット/アウトレットのチャンネルや、新ピストンリングの採用、最適な燃焼噴射とターボチャージャーにも改良を加えて最大出力449PS(330kW)を発生する。

 同じくスーパーチャージャーも改良を施し、最大加給圧を1.5barとすることで最大トルクは560Nm(約10秒間のオーバーブースト時は600Nm)に。またISGにも改良を加えたことで、最大出力23PS(17kW)、最大トルク205Nmへと数値が上乗せされる。

■レッドキャリパーやレースモードを備える“AMGダイナミックパッケージ”
 そのアウトプットを4輪に最適配分するメルセデスAMG製の“AMG 4MATIC+”は、前後トルク配分を50:50から0:100の範囲で可変トルク配分し、発進時はもちろん高速走行、ハイスピードコーナリング、そしてコーナーの立ち上がり加速などにおいて絶対的な安定性を誇り、思いのままのドライビングを楽しむことができる。

 さらに適切なシフトタイム、迅速なリアクション、ダブルクラッチ機能、およびマルチダウンシフトを感じられる“AMGスピードシフトTCT 9Gトランスミッション”や、スプリング・ダンパー設定とアダプティブダンピングを備え、優れたハンドリングと高い快適性を両立する“AMGライド・コントロール・サスペンション”なども標準装備に。

 その特性はドライビングに集中しながら各種メニュー操作が可能なAMGパフォーマンスステアリングを介し、効率性と快適性重視の設定から極めてスポーティな性格まで、はっきりと体感できるほど異なる設定を選択できるAMGダイナミックセレクトで任意の設定が可能とされる。

 さらにオプション設定される“AMGダイナミックパッケージ”を装着した場合、特別装着となるAMGレッドブレーキ・キャリパーやAMGカーボンファイバーインテリアトリムがスポーツマインドを高めるとともに、AMGダイナミックセレクトには『レース』モードが追加されることに。

 ここでダイナミックセレクト走行モードとは別に、AMGドライブコントロールスイッチのマニュアルギヤシフトシステムを操作してマニュアルモードに変更したり、必要に応じてサスペンションレベルを個別に選択することも可能となり、エンジンマウントの固さを状況に応じて調整するAMGダイナミックエンジンマウントを搭載することで、快適な乗り心地とダイレクトなステアリングレスポンス、正確かつ俊敏な走行という相反要素を高い次元で両立させる。

 荷室容量は375リッター(ソフトトップを収納した状態で285リッター)が確保され、アコースティックソフトトップは標準でブラック、オプションでレッド、グレーが用意され、合計3色が選択可能となり、価格は1400万円(税込)となっている。

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

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