昼から再放送されているNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(午後0時半)の第8話が27日に放送された。
あらすじは、砂糖が配給制になり、「たちばな」の菓子作りも打撃を受けていた。そんな中、金太(甲本雅裕)から安子(上白石萌音)に砂糖会社の息子との見合い話が持ちかけられる。突然の話に戸惑いを隠せない安子。家族の幸せを願う気持ちと稔(松村北斗)への思いとの間で、安子の心は大きく揺らいでいた。小しず(西田尚美)の心配をよそに、安子は翌朝、置き手紙を残し小さなかばんひとつで始発の汽車に乗り込んだのだった。
ファンから名作と言われている「カムカム−」の中でもこの日に放送された第8話は安子と稔の切ない思い、感動的な演出、AIの主題歌「アルデバラン」が絶妙なタイミングで流れ屈指の「神回」として有名。
終盤、稔の元を訪れた安子だが、本当のことを言えずに1人で帰りの汽車に乗り、後ろ髪を引かれる思いですすり泣く。そして岡山に着いて寂しく席を立つが、目の前には別れたはずの稔の姿が。「なんで…」という安子に、稔は「なんで泣いてるん、何があったん」と語りかける。
クライマックスとともに、変則オープニング、主題歌「アルデバラン」と神がかった演出が一体となり、当時と同じように、今度は昼に感銘を受けた視聴者が相次いだようだ。
|
|
X(旧ツイッター)には「あかん何度見ても泣く」「このタイミングで主題歌を入れる演出」「ここでかかるOP!」「朝ドラアバンの正しい使い方…」「このタイミングでアルデバラン本当に泣くから無理」「ここでアルデバラン あの時とまったく同じ気持ちで胸がぎゅってなる」「このオープニングの入り、本当に泣く…!」「今日のは序盤の神回のやつ」「安子ちゃんと一緒に泣く」「変則オープニング」「ここでアルデバラン」「そして、え?ここでOP!すごっ!って思ったよね。」「ううおぉぉん…」「何度見ても鳥肌…」「今から主題歌なんです」「名場面…苦しいね…安子ちゃん」「ここでアルデバランなんて…泣くわよそりゃ…」「ここのアルデバラン本当にずるい」「ここからのアルデバランは本当に神だった」「はい、アルデバラン神」「第二週8話にして名作確定演出」「今日、『なんで泣いてるん』回やん」「キタァぁ アルデバラン」「何で泣いてるん?朝ドラ史上屈指の名シーン アルデバランの入るタイミング今見ても最高すぎて」などとコメントが並んだ。
「カムカム−」ヒロインは上白石萌音、深津絵里、川栄李奈の3人。脚本家の藤本有紀さんがオリジナルで描く、京都・岡山・大阪を舞台に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の親子三代100年のファミリーストーリー。初回放送は2021年11月1日から2022年4月8日。主題歌はAI「アルデバラン」。24年11月18日から再放送している。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。