新ドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」の撮影がいよいよ開始となり、香取慎吾、志尊淳のほか2人の子役が都内の撮影所でクランクインを迎えた。
本作は、区議会議員選挙で当選するためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊)とその子どもたちと暮らすことになった主人公・大森一平(香取)が、次第に家族の問題と真剣に向き合うようになり、やがて本気で社会を変えようと立ち上がるその姿を、笑いあり、涙ありの完全オリジナルストーリーで描くドラマ。
初日の撮影は、第1話の冒頭、一平が自宅の仕事部屋で誰かと電話をしているシーンからスタート。何かをたくらんでいるかのような一平の不敵な表情が、“最低男”ぶりをさりげなく感じさせる重要な場面となっている。
少し照れくさそうにしながら現場入りした香取は、スタッフから紹介を受けると、「よろしくお願いします!」と笑顔で挨拶。撮影が始まると、監督・及川拓郎らスタッフともやりとりしながら、表情の動きや細かい動作にこだわり、丁寧に演技を組み立てていく香取。どうやって演じてみせようかと、心から楽しんでいるのが伝わってくるファーストシーンだったという。
香取1人で数シーンを撮り終えると、志尊が2人の子役と共に合流。この日、志尊が最初に撮影に臨んだのは、正助と子どもたちが一平の自宅を訪れ、初めて顔を合わせるシーン。
撮影は順調に進んでいき、撮影の合間に志尊は子どもたちと楽しくおしゃべりする様子もあったという。そして香取は、その様子を少し離れたところから笑顔で見守るという、穏やかな空気が流れていたそう。
そんなクランクインを終えて、香取は「非常に活気あふれる現場で、これから3ヵ月、このような現場で仕事ができるんだと思うと、とっても幸せです。何か、“あぁ、連ドラをやってるな”っていう実感がすごくあるんですよ」とコメント。役柄については「正直“こんなに最低でいいの?”っていうくらい、最低男になりきれているんじゃないかと思います(笑)!例えば、子どもたちに対しても、ものすごく冷めた態度を取るんですね。いつもは、“子どもと一緒にお芝居をする香取慎吾”といえば、笑顔で優しいイメージかもしれませんけど、今回は、今まであまり見せたことのない表情を見せられるんじゃないかなと。…まぁ正確に言うと、子どもの前では笑顔でいるけど、誰も見てないところで、とんでもなく最低なことを考えて、最低な顔をしているっていう、一平という人間は、そういうヤツなんですけど(笑)。とにかく、演じていてすごく楽しいです」と語る。
一方志尊は、「連続ドラマに出演させていただくのは久しぶりで新鮮ですし、なんといっても今回は子どもたちと一緒にいるシーンが多い、というところが、この作品ならではのポイント。2人の子どもたちとの撮影は、本当に楽しいですね」と話す。
また、今回が初共演となる2人。「志尊淳という俳優さんは、とにかくかっこいい(笑)!僕は一視聴者として、いろんな作品を通じて彼のことを見てきましたけど、画面越しに見るより、実物の方が全然かっこいいです!」(香取)、「香取さんの人間力がそのまま一平さんに投影されていて、一平というキャラクターは嫌なやつなのですが、ものすごく魅力的なのです。とにかく、一緒にお芝居をする時間が楽しいです。そして個人的に、香取さんの間の取り方、セリフ回し、目線の送り方が最高で、気を抜くと爆笑してしまうので、常に緊張感をなくさないよう心がけています(笑)」(志尊)とふり返っている。
「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」は2025年1月9日より毎週木曜日22時〜フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。
(シネマカフェ編集部)