俳優・白石麻衣が、来年1月17日スタートのテレビ東京ドラマ9『法廷のドラゴン』(毎週金曜 後9:00)に出演することが決定した。主演・上白石萌音演じる主人公・竜美の将棋のライバル・駒木兎羽役に起用された。白石が同局ドラマに登場するのは『初森ベマーズ』(2015)以来、約10年ぶりとなる。
【写真】「不気味さまで感じる」青髪おかっぱで“別人級”姿の上白石萌音 今作は、空気を読まないが、得意の将棋に絡めた法廷戦略で事件を解決していく新米弁護士・天童竜美(上白石)が、存続の危機に瀕(ひん)する弁護士事務所の若き所長・虎太郎(高杉真宙)と共に奔走。事件を得意の将棋になぞらえて解決する“百手先も読めるのに空気を読まない新米弁護士”と“二手先も読めない優しすぎる若手所長弁護士”の完全オリジナル脚本の将棋×痛快リーガルドラマ。
白石演じる兎羽は、物語後半の鍵を握る人物として登場するが、将棋の世界から離れた現在の竜美とどのように関わることになるのか…。
また竜美に弁護士の道を勧め、その姿を見守る竜美の母親・天童香澄を和久井映見。自身も判事であり、娘のこととなると心配性になってしまう竜美の父親・天童辰夫を田辺誠一。竜美と虎太郎のバディを見守る「歩田法律事務所」のパラリーガル兼経理・乾利江を小林聡美が演じることも発表された。
さらに29日に最終回を迎える、ドラマ9『D&D 〜医者と刑事の捜査線〜』の放送後に「法廷のドラゴン」のティザー映像を初公開。歩田法律事務所で竜美と共に働く虎太郎、利江をはじめ、竜美の両親、そして竜美の将棋のライバル・兎羽が登場し、普段の弁護士スーツから一変、和装で堂々と法廷に臨む竜美が印象的な映像となっている。
■白石麻衣コメント
――ドラマのご出演が決まった時のお気持ち、台本を読んだ感想をお聞かせください。
出演が決まった時は、不安と期待が入り交じった気持ちでした。ですが、台本を読んで将棋の戦略を法廷での闘いに応用するというユニークな設定に魅力を感じましたし、自分の演技を通じてその戦略的思考を表現できることにワクワクしました。
――駒木兎羽を演じるにあたっての意気込みや、演じられる役についての印象をお聞かせください。
兎羽は冷静沈着なキャラクターで、過去と現在が交錯する中でどのように竜美との関係が変化していくのか、感情移入してもらえるような演技を心がけました。また、将棋の戦略がどのように組み込まれているのか、演じる上で挑戦と楽しみがありました。
――ドラマを楽しみにしている視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします。
法廷で繰り広げられる“次の一手”がどんな真実を引き出すのか、竜美たちの思考や行動が将棋の局面に見立てられることで、視聴者の方もわかりやすく見る事ができると思います。ぜひ、ご期待いただければと思います!