横浜流星、吉岡里帆、森本慎太郎(SixTONES)、山田杏奈らが出演する、藤井道人監督映画『正体』。この度、横浜演じる鏑木と、山田演じる舞の交流を写し出す場面写真をシネマカフェが独占入手した。
本作は、染井為人による同名傑作小説の映画化。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木が脱走。間一髪の逃走を繰り返す343日間を描く。
山田が演じる舞は、同じ介護施設で働く櫻井(=逃走中の鏑木)に恋心を抱く人物。最初は、鏑木の事件をテレビの中の話として日常を過ごしていた普通の子だったが、同じ介護施設の同僚・櫻井と出会ったことで、やがて自分の人生が大きく変わっていく。
今回の場面写真は、恋心を抱く櫻井との冬の湖デートの様子や、職場で櫻井と目を合わせるシーン、ワイドショーで流れる鏑木の事件を人ごとのように見ているカット。
2人が凍った湖の上を歩く冬のデートシーンの撮影では、「雪が積もって凍っていたので、スタッフの皆さんが芝居場をツルツルに磨いてくれていたんですが、『あれ?流星さんがいない』と思ったら流星さんも監督たちに混ざって一緒に磨いてらっしゃって。藤井監督とも長いんだなと感じることが現場でしょっちゅうありましたし、そういう流星さんの現場でのただずまいが素敵だなと思いました」と横浜のエピソードを披露。
一方横浜は、山田について「キュートな方。芯のある方なので、芝居でとても引っ張ってもらいました」と語っている。
また、いつか藤井組に参加してみたかったという山田は、撮影を終えて「『こんなに丁寧に芝居に向き合えるんだ』って、自分自身にこういう考えが出てくるんだと思う時間もすごくたくさんあって、大事なものになりました」とふり返っている。
『正体』は11月29日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)