松たか子主演の新春スペシャルドラマ「スロウトレイン」に、井浦新、リリー・フランキー、松本穂香の出演が決定した。
松、多部未華子、松坂桃李、星野源、チュ・ジョンヒョクが出演する本作は、野木亜紀子のオリジナル脚本で描く新時代のホームドラマ。
井浦が演じるのは、鎌倉に暮らす渋谷家の3姉弟の長女・渋谷葉子(松)の過去に関わる目黒時生。「私の撮影は最後のオールアップの一日。現場では土井監督も松さんも笑顔で迎え入れて下さり、スタッフの皆さんも含めて温かく優しい完成された一体感がとても印象的で、長い撮影期間に積み重ねてきた信頼と敬意で溢れていました。現場の温かく優しい空気を纏った素敵なホームドラマの中に吹くそよ風の様になれていたら幸いです」とコメントしている。
リリー・フランキーが演じるのは、人気作家の百目鬼(星野)に嫉妬する重鎮作家・二階堂克己。
現在放送中の月9「嘘解きレトリック」で鈴鹿央士と主演を務める松本が演じるのは、葉子の元職場、日々茶書房の後輩・矢作カンナ。松本は「星野源さん演じる百目鬼先生の担当編集者、矢作カンナを演じさせていただきました。『この世界の片隅に』ぶりの土井監督や、その時お世話になったスタッフさんたちと再び現場でお会いすることが出来たりと、その頃の思い出を振り返る同窓会的な楽しさもあり、とても幸せな撮影でした!」と撮影をふり返っている。
ほかにも、池谷のぶえ、倉悠貴、古舘寛治、宇野祥平、飯塚悟志(東京03)、菅原大吉、中村優子、毎田暖乃の出演も明らかになった。
「こんなにも素敵な作品に誘っていただいて本当に感謝しています」(倉)、「土井さんと野木さんの作品にまた出られてとてもうれしいです」(古舘)、「土井裕泰監督と野木亜紀子さんの作品に再び参加することができて嬉しかったです」(宇野)、「ずっと会えなかった近しい誰かと、思いがけず散歩できたような。そんなステキな現場でした」(中村)、「優しい時間が、今でも忘れられません」(毎田)とそれぞれ参加への喜びを語る。
また池谷は「ご覧いただく方それぞれが、誰かをそっと想い浮かべるような、そんな作品」と物語について述べ、飯塚は「一瞬の撮影でした。どれぐらい一瞬かと言うと、僕のシーンが終わって帰る時、スタッフの皆さんに『お疲れ様でした!』と言ったら笑いが起きたぐらい一瞬でした」と明かす。
菅原は「今の世の中、ルールを守りましょう、コンプラ。沢山のルールがあって、それはもう違いますよ、古いですよ、職場での人付き合い、男女差、年齢差、窮屈ながらなんとか人に寄り添いたい、日々茶書房の社長(演:菅原大吉)がなんか愛おしい」と演じたキャラクターについて語っている。
新春スペシャルドラマ「スロウトレイン」は2025年1月2日(木)21時〜TBSにて放送。
(シネマカフェ編集部)