【写真】トランプ元大統領もカメオ出演 映画『ホーム・アローン2』場面写真
1991年に公開され、マコーレー・カルキンを一気にスターダムに押し上げた大ヒット作『ホーム・アローン』。本作はその続編で、ニューヨークで迷子になったケビン少年の冒険を描く。
監督は前作に引き続きクリス・コロンバス。「ハリーポッター」シリーズの監督も務め、子役の表情豊かな姿を引き出すのがうまい映画界の名匠だ。
前作に引き続き出演のマコーレー・カルキン、ジョー・ペシ、 ダニエル・スターンに加え、『マイ・レフトフット』でアカデミー賞の助演女優賞に輝いた名優ブレンダ・フリッカーも新たに参加。次期米大統領のドナルド・トランプ氏もカメオ出演している。
シカゴに住む大家族のマカリスター家。以前、パリに向かうクリスマス旅行では、出発のドタバタの中で、ケビン(マコーレー・カルキン)が家に1人取り残されてしまった。
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空港に降り立ったケビンは、いつまでたっても家族が現れず戸惑うが、憧れのニューヨークであることが分かってウキウキ。悪知恵を使って、パパの名義のカードでホテルに泊まるケビン。
そんな中遭遇したのは、去年ケビンの家に強盗に入り、ケビンに痛めつけられた強盗コンビ。あのコンビが脱獄していたのだ。ケビンはニューヨークで、強盗コンビを再び撃退することに…。
見どころはニューヨークの街並み。本作を見ながらニューヨーク旅行が楽しめるような、名所が次々と登場してくる。
ニューヨーク市が全面協力の元で、ロケが行われた。セントラル・パークのウォルマン・リンクとベセスダ噴水を始め、ショービジネスの殿堂ラジオ・シティ・ミュージックホール、チャイナタウン街、ウォール街、そして今は無きワールド・トレード・センターといったニューヨークの<顔>ともいえる場所で撮影が行われた。
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また、現在もニューヨークのクリスマスツリーの名所となっている、ロックフェラー・センターの巨大クリスマスツリーも登場する。2万5000個のイルミネーションに飾られた巨大ツリー。この頃は大みそかまでライトアップされていたが、本作の撮影のために、初めて年明けまでライトアップをしたという。
第1作が大ヒットを飛ばした頃、監督のクリス・コロンバスと、プロデューサー兼脚本家のジョン・ヒューズとの間で、続編の話が持ち上がった。その時、2人はともに「続編を撮るのであれば、舞台はニューヨークにしたい」という共通の考えを持っていたそうだ。ニューヨークは街そのものが巨大なアミューズメントパークのようであり、巨大な迷路のようであると感じていたからだという。
特に監督のクリス・コロンバスは、ニューヨーク大学映画学科の出身で、人を飲み込むほどのニューヨークの魔力、巨大な迷路のような街の仕組みを熟知していた。監督は「ニューヨークは『ホーム・アローン2』の中心的なキャラクターなんだ。特にクリスマス・シーズンのニューヨークは、この地球上で最もエキサイティングで魅力的な街なんだ」と語る。
映画『ホーム・アローン2』は、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にて12月20日21時放送。
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