俳優の櫻井海音が、福本莉子とSixTONES・ジェシーがW主演を務める映画『お嬢と番犬くん』(2025年3月14日公開)に出演することが29日、発表された。ヒロイン・瀬名垣一咲(福本)と若頭・宇藤啓弥(ジェシー)の関係をかき乱す人物を演じる。
【場面写真】透明感あふれるお嬢(福本莉子) 原作は、2018年12月より講談社『別冊フレンド』で連載が開始された、はつはる氏による同名漫画。極道の孫娘であることを隠し、“フツーの青春と恋”をすることを固く心に決めた高校生のヒロイン・一咲と、一咲の世話係で過保護すぎるがゆえに年齢詐称をして高校に裏口入学までしてしまう若頭・啓弥との恋愛模様を描いた溺愛ロマンティックコメディー。
櫻井は、啓弥が所属する瀬名垣組の兄弟分にあたる田貫組組長の孫・田貫幹男(たぬき・みきお)を演じる。一咲と同じ高校1年生で、一咲と啓弥と同じ高校に転入し、2人の関係をかき乱す。今回のキャスティングについてプロデューサーの小池祐里佳氏からは「大人の色気にあふれる啓弥とはまた違う、人懐っこい笑顔の裏にヒリつくやんちゃさを求め、櫻井海音さんにぜひにとお願いしました」と期待のコメントを寄せた。
櫻井は「原作の幹男のイメージを自然に再現できるようインプットして演じてきました」と頼もしいコメント。そして「現場スタッフ、キャストで誠心誠意リスペクトを込めて撮影させていただきました。原作ファンの方にもそうではない方にも笑ってキュンキュン、ハラハラしていろんな感情が動かされる作品で楽しんでもらえると思います!」と期待を高めた。
公開されたビジュアルには気だるげな表情で佇む幹男の背景に、華やかで愛らしい見た目にもかかわらず、毒を持つアネモネの花があしらわれている。「いいヒマつぶし、見つけたかも。」と、今後の波乱を想起させるせりふも入っている。啓弥とは違った“悪い男”の雰囲気をまとう、幹男のキャラクター性が現れるビジュアルとなっている。
【コメント全文】
■櫻井海音(田貫幹男役)
原作の幹男のイメージを自然に再現できるようインプットして演じてきました。幹男という役は、初めての感覚で、毎日の撮影現場はもちろんですが、なによりも幹男という役を演じられたことが楽しかったです!
現場スタッフ、キャストで誠心誠意リスペクトを込めて撮影に参加させていただきました。原作ファンの方にもそうではない方にも笑ってキュンキュン、ハラハラしていろんな感情が動かされる作品で楽しんでもらえると思います!ぜひ劇場に遊びに来てください!
■小池祐里佳氏(プロデューサー)
幹男は、単なる“恋のライバル”とは一線を画す存在。極道の孫であることをオープンにして享楽的に生きる彼は、何をしでかすかわからない異端児です。大人の色気にあふれる啓弥とはまた違う、人懐っこい笑顔の裏にヒリつくやんちゃさを求め、櫻井海音さんにぜひにとお願いしました。ちょうど今、映画本編の編集をしているところですが、愛嬌と不穏が同居する幹男のモラトリアムな魅力が爆発しています。あなたは啓弥派、それとも幹男派?ぜひ劇場で確かめてください!