架空のデパートをリアルに描いたCG作品が、X(Twitter)で約12万件のいいねがつく人気です。
作者はBlenderを使用し、「見覚えのあるような空間」のCGを制作しているたいらかけるさん。今回の作品では、「デパート4階のキッズフロア」をイメージしています。
フロアの左手には、クレーンゲーム機やコインで動く遊具、右手には小さい子が積み木やすべり台で遊べるキッズスペース。にぎやかな空間を豊かな表現力で作り上げた作品は、確かにどこかで見た記憶があるような感覚をもたらします。
しかし奥のほうをよく見ると、「この先の店舗は7月4日をもって閉店いたしました」と、立ち入りを禁止する掲示も。さらにその先には「大処分」のポップが立ち並ぶ薄暗い空間が広がっていて、うら寂しいムードも漂わせています。
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●リアルさに感動する一方で恐怖する人も
その生々しさは、リプライで「実写かと思った」「できが良すぎて実在の古いイオンかと思った」と大好評。なかには「なぜか見覚えがある」「ここ行ったことある」と混乱する人もいるほどです。
その一方で、ひとけのない寂しさに恐怖を覚える人もいる様子。「夜のデパートに恐怖していた幼少期を思い出した」「普段明るくて人がたくさんいる場所が閑散としていると、途端に不気味になる」「リミナルスペース感」といった声もみられます。
たいらさんはほかにも、Xで多数のCGを公開。モチーフは寂れたコインランドリーであったり、閉店後の銭湯であったり、やはりノスタルジーと恐怖心を喚起する作品が目立ちます。
画像提供:たいらかけるさん
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