4連勝で決めた一族の悲願 白毛初のGI制覇から4年

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2024年12月02日 07:30  netkeiba

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20年の阪神JFを制したソダシ(20年12月撮影、ユーザー提供:俺ん家゛さん)
 もう4年も前のことになる。ソダシが白毛馬として初めてGIを制した20年の阪神JFである。この機会に白毛馬のGI挑戦の歴史、そしてソダシの偉業を振り返ろう。

 白毛馬として初めてGIに挑んだ馬はユキチャンだった。08年の関東オークスを制し、白毛で初の重賞ウイナーとなったアイドル。その後は苦戦が続いていたが、同年の秋華賞に参戦。武豊騎手とのコンビで注目を集めたものの、先団から粘りを欠いて1秒4差の17着に大敗。結果的にこれが最後の芝のレースとなった。その後の交流ダート重賞での活躍ぶりは広く知られるところだ。

 それから12年後、ユキチャンの姪となるソダシがデビューした。新馬、札幌2歳S、アルテミスSとデビュー3連勝。そして2歳女王を決める阪神JFには単勝3.2倍の1番人気で参戦。先団馬群から直線で抜け出すと、外から迫るサトノレイナスを鼻差抑え、無傷の4連勝でGI馬の称号をつかみ取ったのだった。

 その後、ソダシは桜花賞、ヴィクトリアマイルとGIを2勝した。ただ、残念ながら「2頭目のJRA・GI馬」は出てきていない。シロニイとハヤヤッコが挑んだものの、厚い壁に跳ね返されているのだ。ソダシに続くタイトルホルダーの誕生を楽しみに待ちたい。

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