今年9月、東京・国分寺市の住宅で現金550万円などが奪われた緊縛強盗事件で、警視庁はきょう、実行役とみられる男2人を逮捕しました。
逮捕されたのは、事件の実行役とみられる、森田梨公哉容疑者(25)と佐藤聖峻容疑者(25)です。
2人は、今年9月、国分寺市の住宅に押し入り、この家に一人で住む60代の女性を粘着テープで縛ってハンマーで殴るなどの暴行を加え、現金およそ550万円などを奪って逃走した疑いが持たれています。
2人は事件翌日、埼玉県所沢市で発生した強盗傷害事件に関わったとして逮捕・起訴されていましたが、きょう、身柄が警視庁に移されていました。
2つの事件では、共通して、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で「夏目漱石」を名乗るアカウントから犯行の指示が出されていたことも明らかになっています。
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2人は取り調べに対し「借金があった」「Xで闇バイトと検索した」などと供述しているということです。